特選小説での49作目。
今回のテーマは、発売時期に合わせて「梅雨と傘」。傘をキーにしたストーリーを、という依頼でした。
なかなかこれ、というネタが浮かばず、しかもちょうど他の作業も重なってて、最初のプロットができたのは、〆切が近い時期でした。
そうしたら、見事に別の作家さんとネタがかぶってるとのこと。うん、まあ、その可能性はあるかなぁ、とはちょっと思ってました。さっさとプロット出さなかった私が悪い。
で、大急ぎで別案を捻り出しました。
……書くと1行ですが、実際は数日間、マジで悩みました。〆切も近いし。
それでもどうにかこうにかプロット作って担当さんに送信。このとき、軽い気持ちで別案も書いたんですけど、正直、スルーされると思ってました。なのに、こっちを気に入ってもらえるという、予想外の展開。
まさかこっち!?、と驚きながらも執筆開始。
書き始めてみると、意外と楽しかったです。かなりおバカなネタなんですけどね。
だって、
・雨の日、長い髪の若い女が夜道を徘徊している
・ビニール傘を差しているから「妖怪ビニール傘女」と呼ばれている
という感じの、出来の悪い都市伝説みたいな導入なんですもん。
なんで普通の傘でなくビニール傘なのかは、読んで確かめてください。


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