特選小説202603特選小説2026年3月号
辰巳出版

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 特選小説での48作目。

 今回、編集部から言われたテーマは特になかったので、ネタ帳から使えそうなものをピックアップ。と言っても、メモしてあったのは、

「従う弟と書いて従弟(いとこ)と読むのよ」
「従う姉と書いて従姉(いとこ)とも読むでしょ」

 って2行だけ。
 だいぶ前に思いついたやつなのでうろ覚えですが、完全にお姉ちゃんもので確定ですよね。
 そういや最近、お姉ちゃん書いてないかもな、よし、じゃあこれで行こう!、と、安易に決めました。

 最初はお姉ちゃんに押されるけど、弟くんも反撃しちゃう、でもやっぱり最後はお姉ちゃんが勝っちゃう、みたいな、以前はよく書いていた感じの話になったかと思います。ワンパターンとか言うな。好きなんや。

 ストーリーは敢えて奇を衒わず、ごくごくスタンダードなものにしてみました。担当さん曰く、

「昭和のドラマみたいですね」

 ……まあ、昭和生まれですんで。過ごしたのは平成のほうが全然長いですが。

 どこら辺かは秘密ですが、自分の実体験も作品に活かしました。普段は自分の経験を作品に積極的には使わないようにしてるんですけどね。それに頼るくせがつくと、いつかネタなくなったときに困るんで。
 まあ、少しずつなら使ってもいいかな、と日和ってみました。

 やっぱり、お姉ちゃんキャラは書いてて楽しいですねー。
 今、こそこそ進めている企画では(まだ)お姉ちゃん出てこないんですが、構想には入ってるんで、そこまで頑張りたいと改めて思いました。

 なお、このタイトル、どっかで自分で使ってる気がしないではなかったんですが、調べるのも面倒だったんで(おい)、安易に名付けました。ダブってたらすんません。