特選小説での44作目の短編。
すんません、自己解説、書き忘れてました。雑誌の入手はもう難しいかもですけど、近日中に電子版でお安く(確か110円)買えますので、気になる方はそちらで是非。さっき調べたら、DMM/FANZAとhontoではまだ登録されてませんでした。のんびりお待ちくださいませ。
さてこの作品、編集部から提示されたテーマは「フェチ」。……なんか、マンガの原作でしょっちゅうやってる気がするぞ、このテーマ……。
そういうわけなので、ネタのストックはそこそこありました。で、担当さんに複数の案を打診して、他の作家さんとの兼ね合いなども考慮して選んだのが「背中」でした。
私が女性の背中の魅力に改めて気づいたのはここ数年と比較的フェチ?歴は浅いのですが、その分、リビドーは強い気がしています。その想いを作品にぶつけよう、と思ってプロット作りました。
実際に書き始めて痛感したのが、
「せ、背中の描写って、難しい……!」
でした。
あまり数をこなしてなかった不慣れさもありますし、脳内イメージを文章に落とす難易度も考えていたより高くて、執筆時はかなり苦労しました。
一方で、新しいことに挑戦している実感もあって、楽しかったのも事実。
どこまでフェチに走っていいかの加減もわからなかったので、担当さんと相談しつつの作業となりました。もっとフェチ要素強めでいいですよ、と言われたため、改稿時にはそこら辺をねちねち書き足してあります。
ただ、背中に特別な思い入れがない人でも普通に面白いな、エロいな、と感じてもらえるようなバランスも意識して書いたつもりです。
ちなみに、最初に考えたネタは「腋」でした。もうマンガでやっちゃってた(1巻に収録されてまーす)のと、普段の小説でも結構腋ネタはぶっ込んでるんで、今回は回避。
背中も、腋も、どっちもイイですよね!(爽やかな笑みを浮かべつつ)
フェチネタ満載の、健全な一般向けマンガのこちらもよろしくです!健全だよ!(若干目を逸らしつつ)

青橋由高(原作)・ぜろのりく(作画)
秋田書店(サンプル、各ストアへのリンクあり)
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