なぜか薄着な両隣の熟女なぜか薄着な両隣の熟女
青橋由高(著)
フランス書院文庫

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お隣の一軒家に引っ越してきたシングルマザーの聡美。
開けっ放しの窓から見えるタンクトップ&ショートパンツ姿。
無防備な32歳の私生活に目の遣り場に困りつつ股間を昂らせる巧馬。
(今夜もまた覗くだけなの?)隣人の切ない想いを知る由もなく……
更には逆隣の人妻・彩香も豊満バストがこぼれるキャミ姿で、
窓越しの誘惑を……薄着で挑発しあう淫らなお隣さん!


 2024年12月発売。通算85冊目(アンソロ系含まず)。フランス書院文庫では22冊目。

 「やけに薄着な後家さん」「わざと薄着な義母さん」に続く、薄着シリーズ第3弾。

 シリーズではありますけど、話とかキャラに直接的な繋がりはありません。共通しているのは、

・ヒロインたちが薄着で主人公をエロ可愛く誘惑してくる

 この1点。

 その誘惑が露骨で稚拙で見え見えでエロくて、そこが可愛いと思ってもらえるようにと意識して書きました。大人の女性の色香と、でも、好きな男に対しては不器用なところを魅力的に描きたいと思ってました。読んでくれた方にそう感じてもらえたら嬉しいです。

 今作は、右隣に引っ越してきたシングルマザーと、結婚して左隣の実家に帰ってきた初恋相手の人妻のダブルヒロイン。
 シンママは保育士で、人妻はピアノ講師。ピアノに関しては後半で絡められたんですけど、保育士らしいプレイがページの関係であまり入れられなかったのが心残り。ネタはあったんですがねえ。単純にページ足りなくて使えませんでした。まあ、お風呂場での甘々プレイは書けたので、一応は納得してます。でも、エプロン膝枕は書きたかったかも。

 その分、最終週のエロシーンは妥協せずにがっつり、想定していたプレイを全部ぶち込んでます。書いている途中で、これ絶対ページ数ヤバいだろってどきどきしてましたが、なんとか頑張って収めました。我ながらよくやったと思います、はい。

 まあ、それでもエロとは無関係なシーンは結構カットしちゃいましたけどねー。残念。作中には出てこない設定、実はいっぱいあるんですよ……。

 この作品を書くに当たっての取材で、隣家との境目である塀とか、町内会の活動とか、ピアノの搬送代とか、恐らく今後の私の人生で役に立つ機会があまりなさそうな知識がまた増えました。


 両隣にこんな美女が暮らしてたらなぁ、なんて妄想をみなさんに抱いてもらえたら幸いです。