
辰巳出版
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特選小説での42作目の短編。
編集部から提示されたテーマは「若妻」。
自由度が高い分、なにを書いていいかすぐには思い浮かばず、最近では珍しく難産でした。ストックしてあるネタ帳にもこれってのがなくて、3日くらい頭抱えて悶絶してた記憶があります。
若妻ってテーマから導き出されるのは、
・自分の奥さん
・他人の奥さん
のどっちか。あとは新婚か否かってのもありますが、まずはここを決めなくてはなりません。
自分の若奥様・新妻は最近書いた気がしたので(未確認。間違ってたらすみません)、今回は後者を選びました。
どうしてこのヒロインがああいった行動をしたのか、そうさせたのはなぜなのか、プロットの時点ではもちろん決めてあったんですが、なにしろ短編です。全部はとても書き切れなかったので、最低限の情報を詰め込むのが大変でした。だいぶ端折ったかな?
その分、エロシーンはいつものようにがっつり書きました。ここ削ったら本末転倒ですしね。
書きながらアドリブで組み込んだ設定とかシチュが、いつもより多めになったのも作者としては印象的でした。
堅実な性格のくせにエロには貪欲な、ちょい変態入ってる若妻ヒロイン、書いてみたらなかなか難しく、編集さんのチェックの助けもあって、どうにかまとめられました。

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