
青橋由高
フランス書院文庫
Amazon、Kindle
honto
DMM
詳細情報(版元ドットコム)
「あなたが満足するまで恩返しさせてください」
豊乳を揺らし、騎乗位でねっとりと腰を遣う紫織。
膣襞の締めつけと激しい蠕動に壮介は早くも絶頂へ。
妖艶な未亡人、優しきシングルマザー、一途な令嬢。
情の深い美女たちが独身中年の人生を激変させた!
媚肉でお尽くしいたします──ご奉仕ハーレム開幕!
2023年1月発売。通算78冊目(アンソロ系含まず)。フランス書院文庫では18冊目。
前作に続いて、今作もトリプルヒロインとなりました。ダブルヒロインに比べればそりゃ作業的には大変なんですけど、キャラの関係性とかに幅を広げられやすい利点はあるんですよね。もちろん、ヒロイン多いほうがエロくて楽しいって単純な理由・動機もあります。作業的には大変なんですけど(大事なので二度書いておく)。
今作のテーマは「恩返し」。タイトルのまんまです。
最初の企画時点ではもうちょっと違う系統の恩返しのイメージだったんですが、美少女文庫ならともかく、フランス書院文庫だとやりにくい設定でした。担当さんのアドバイスを参考に、今回の設定を考えてみました。
私の中では「鶴の恩返し」のイメージが強かったため、最初のプロットではそこら辺を前面に出してたんですけど、これも担当さんのアドバイスもあって、抑え気味に修正。いい感じの案配になったんじゃないかな、と思います。
主人公は、前作とは一転、おっさんです。主人公の年齢は、若いかおっさんか、どっちかにすると書いてて楽しいんですよね。読者の受けもいいような気がします。気がしてるだけで、実際のところは不明ですけど。
また、おっさんにしたのにはもう一つ理由があります。ヒロインの一人に、「おじさま」と呼ばせたかったんです。前作の「坊ちゃま」に続き、私の趣味です。
余談ですが、「おじさま」「小父様」「おじ様」、どの表記にするか決めかねたので、Twitterでアンケートとりまして、その結果を採用しております。協力してくださったみなさま、ありがとうございます!
ヒロインの年齢とか属性は比較的すんなり決められたのですが、悩んだのは、主人公に対する恩です。最初のプロットは完成版とはかなり違っていて、今から思うと結構シリアスというか重かったです。ここは完全に担当さんのチェックが入り、
「ですよねー」
と、直しました。
ってか今回、担当さんの力、大きいな、いつも以上に。お手数かけてすんません。
当初の案では主人公がちょっと特別っぽい存在だったんですが、読者が感情移入できるキャラではなかったため、設定変更。変更したおかげで、書いてて楽しく、好ましいおっさんになった気がします。読んでくれた方も同じように感じてくれたら幸いです。
シンママの設定は初期案とほとんど変わってません。エッチ方面のアレの属性は後付けですけど。書き進むうちに、キャラが勝手にあんな風に……。
未亡人母とお嬢様娘は、大筋はそのままですけど、細かいところで相当悩み、かつ、苦労させられました。でもその分、今ではお気に入りの母娘です。
私の作品ですので、当然、ハッピー&ハーレムエンドとなっております。安心して、甘々でエロエロな世界に浸って欲しいと願ってます。
3人の後日談を近日中にファンティアにアップする予定です。
まずは、数年後、シンママの娘視点からのその後のショートショートを公開。これはもう書き終わってます。自分でもお気に入りの1本で、無料で読めます。
この他、ヒロイン1人1人の後日談をエロシーン有りで書き下ろします。
(その2に続く)
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