美姉妹月下無惨 吸血鬼の妹は処女を散らされ、姉は淫らに咲き乱れる
青橋由高(著)・生倉のゑる(表紙イラスト)
フランス書院eブックス
FANZA/DMM
Kindle
フランス書院公式ストア
「ごくあま メイドと巫女の超誘惑生活」に続くeブックス第2弾。2021年10月8日配信開始。
タイトルとか表紙、あらすじでおわかりのように、ダーク系です。NTR同人誌とか一番最初のアンソロとか同人エロゲシナリオ以外では珍しいですね、私の作品の中では。まあ、好きなんですが。大好物なんですが。
苦手な方は回避して、いつもの甘々系をよろしくでございます。無理は禁物。
さてこの作品、20年ほど前にフランス書院に投稿したものです。さらに言うと、生まれて初めて書いた官能小説でもあります。ぶっちゃけると、習作で書いたものです。で、完成させたので、どこかに投稿しようと。あわよくば本にしてもらって、夢だったデビューを!……とか考えたのです。
世の中舐めてます。さすが20代。若い。青い。
こういう小説の投稿を受け付けてるところがフランス書院しか見つけられなかったので、怖いもの知らずだった私は送ります。が、特に連絡もなく、あー、落ちたんだなー、そりゃそうだよなー、あの有名なフランス書院だもんなー、と思ってたら、忘れた頃にメールが来ました。現在の美少女文庫の編集長、担当さんからでした。
当時のフランス書院は水道橋にあって、そこの喫茶店で打ち合わせしたことを覚えてます。
「取り敢えず2、3本プロット作ってみて」
そう言われたとき、
「あ、この投稿作は本にならないんだ」
とがっかりしたことを覚えてます。自信があったとかではなく、単純に、原稿が無駄になったなーという、ただそれだけですが。
むしろ、最初の打ち合わせのときに印税とかの説明されたことに驚きました。だって、もう本を出してくれる前提で話が進んでたんですもん。実際、デビューできましたしね。
んで、色々あって、現在に至るわけです。気づいたらもう、73冊ですか、書かせてもらってます。
そして20年ほど経って、まさかの電子書籍化ですよ。
まあ、昔から担当さんには「吸血鬼姉妹、使いません?」とは打診されてたんですけどね。
そうそう、当時のタイトルは「吸血姉妹の一番長い日」でした。安易。
今年になってeブックスで出すことが正式に決まりました。ただ、スケジュールにそんなに余裕あったわけじゃないから、「改稿は最低限でいいですからね」と何度も言われてました。私もそのつもりでした。
古いものだから、誤字脱字のチェックと、今の時代に合わせた修正だけすりゃいいやと考えてました。早ければ半日、どんなに手間取っても2、3日ありゃ終わるだろ、と。
……20年前の私は、自分が思ってるほど優秀ではありませんでした。どんな話だったかなーと軽く読み返したとき、私は絶望しました。過去の己を呪いたくなりました。
事前に発掘したテキストを担当さんに送ったのですが、
「ういういしく青くてよろしいのではないでしょうか」(原文ママ)
という反応だったので、そんなに酷くないと思ったのです。
酷かったよ!
もうね……もうね……本気で焦りました。ああ、違うな、焦ったのではなく、これでお金をもらったらダメだと恐ろしくなったんです。好き嫌い、合う合わないは嗜好品なのでもちろんあるにせよ、小説としての最低限のクオリティだけは確保しなきゃならないって、怖くなったんです。
こういうご時世なので、スケジュールは余裕もたせておいたので、大急ぎで改稿に入りました。が、実際に作業始めると、小手先の修正ではどうにもならんレベルとわかり、結局、ほぼ全面書き直し。元のテキストをできるだけ残したい気持ちもありましたが、1割も残ってないはずです。
最初は「劇場版Zガンダム」(喩えが古いな!)をイメージしてたんですけどねえ。あんなふうに、当時のものを残す感じでいこうと考えてたのに。
それでも、敢えて元のキャラと設定、ストーリーはそのままにしました。今の私だったら絶対に別の展開にしたんですが、これはこれで、と。
作中にビデオテープが出てきたり、携帯電話を使ってなかったりと、時代を感じました……。ここら辺はちゃんと直しましたが。
エロシーンも増量しました。元の原稿が文庫換算で165ページくらい(少なっ)だったのですが、最終的には250ページほどになりました。210ページ程度で収まるかと思ってたのに……。
吸血鬼の美人姉妹が、舌が触手になる悪党に捕まってあーんなことやこーんなことされちゃって、恋人となった妹が目の前で嬲られちゃうという、そんな作品でございます。
吸血鬼、姉妹、触手、NTRと、今も変わらぬ私の趣味が全開の作品、よろしければ読んでやってくださいませ。
青橋由高(著)・生倉のゑる(表紙イラスト)
フランス書院eブックス
FANZA/DMM
Kindle
フランス書院公式ストア
凶悪犯によって犯され絶頂極める吸血鬼姉妹・天間陽子と香月。
「イヤぁ、お、お願い、見ないで選クン……恥ずかしい」
想いを寄せる少年の前で――姉は強制ストリップに打ち震え、
妹は魔舌でアナルまで辱められ、ついに純潔まで奪われる!
淫惨な夜が明けた時、姉妹の美肉は誰のモノになっているのか。
青橋由高、幻の凌辱系デビュー作。イラスト生倉のゑる。
(文庫換算248ページ)
「ごくあま メイドと巫女の超誘惑生活」に続くeブックス第2弾。2021年10月8日配信開始。
タイトルとか表紙、あらすじでおわかりのように、ダーク系です。NTR同人誌とか一番最初のアンソロとか同人エロゲシナリオ以外では珍しいですね、私の作品の中では。まあ、好きなんですが。大好物なんですが。
苦手な方は回避して、いつもの甘々系をよろしくでございます。無理は禁物。
さてこの作品、20年ほど前にフランス書院に投稿したものです。さらに言うと、生まれて初めて書いた官能小説でもあります。ぶっちゃけると、習作で書いたものです。で、完成させたので、どこかに投稿しようと。あわよくば本にしてもらって、夢だったデビューを!……とか考えたのです。
世の中舐めてます。さすが20代。若い。青い。
こういう小説の投稿を受け付けてるところがフランス書院しか見つけられなかったので、怖いもの知らずだった私は送ります。が、特に連絡もなく、あー、落ちたんだなー、そりゃそうだよなー、あの有名なフランス書院だもんなー、と思ってたら、忘れた頃にメールが来ました。現在の美少女文庫の編集長、担当さんからでした。
当時のフランス書院は水道橋にあって、そこの喫茶店で打ち合わせしたことを覚えてます。
「取り敢えず2、3本プロット作ってみて」
そう言われたとき、
「あ、この投稿作は本にならないんだ」
とがっかりしたことを覚えてます。自信があったとかではなく、単純に、原稿が無駄になったなーという、ただそれだけですが。
むしろ、最初の打ち合わせのときに印税とかの説明されたことに驚きました。だって、もう本を出してくれる前提で話が進んでたんですもん。実際、デビューできましたしね。
んで、色々あって、現在に至るわけです。気づいたらもう、73冊ですか、書かせてもらってます。
そして20年ほど経って、まさかの電子書籍化ですよ。
まあ、昔から担当さんには「吸血鬼姉妹、使いません?」とは打診されてたんですけどね。
そうそう、当時のタイトルは「吸血姉妹の一番長い日」でした。安易。
今年になってeブックスで出すことが正式に決まりました。ただ、スケジュールにそんなに余裕あったわけじゃないから、「改稿は最低限でいいですからね」と何度も言われてました。私もそのつもりでした。
古いものだから、誤字脱字のチェックと、今の時代に合わせた修正だけすりゃいいやと考えてました。早ければ半日、どんなに手間取っても2、3日ありゃ終わるだろ、と。
……20年前の私は、自分が思ってるほど優秀ではありませんでした。どんな話だったかなーと軽く読み返したとき、私は絶望しました。過去の己を呪いたくなりました。
事前に発掘したテキストを担当さんに送ったのですが、
「ういういしく青くてよろしいのではないでしょうか」(原文ママ)
という反応だったので、そんなに酷くないと思ったのです。
酷かったよ!
もうね……もうね……本気で焦りました。ああ、違うな、焦ったのではなく、これでお金をもらったらダメだと恐ろしくなったんです。好き嫌い、合う合わないは嗜好品なのでもちろんあるにせよ、小説としての最低限のクオリティだけは確保しなきゃならないって、怖くなったんです。
こういうご時世なので、スケジュールは余裕もたせておいたので、大急ぎで改稿に入りました。が、実際に作業始めると、小手先の修正ではどうにもならんレベルとわかり、結局、ほぼ全面書き直し。元のテキストをできるだけ残したい気持ちもありましたが、1割も残ってないはずです。
最初は「劇場版Zガンダム」(喩えが古いな!)をイメージしてたんですけどねえ。あんなふうに、当時のものを残す感じでいこうと考えてたのに。
それでも、敢えて元のキャラと設定、ストーリーはそのままにしました。今の私だったら絶対に別の展開にしたんですが、これはこれで、と。
作中にビデオテープが出てきたり、携帯電話を使ってなかったりと、時代を感じました……。ここら辺はちゃんと直しましたが。
エロシーンも増量しました。元の原稿が文庫換算で165ページくらい(少なっ)だったのですが、最終的には250ページほどになりました。210ページ程度で収まるかと思ってたのに……。
吸血鬼の美人姉妹が、舌が触手になる悪党に捕まってあーんなことやこーんなことされちゃって、恋人となった妹が目の前で嬲られちゃうという、そんな作品でございます。
吸血鬼、姉妹、触手、NTRと、今も変わらぬ私の趣味が全開の作品、よろしければ読んでやってくださいませ。
コメント
コメント一覧
そっちに持って行ってたらどうなったのだろう。
内容を見ていると二次元ドリームノベルズ向きに思える。
元々、触手とか大好き人間ですからね。
人生、どこにどんな分岐点があるかわからないものです。
突然触手に変身できるようになってしまった男性主人公を
逆に襲うという逆の展開も見たい気がしますね。
触手を主人公にしたラブコメはずっと以前から書いてみたいとは思ってます。まあ、発表の場がないんですが!
昔、同人ゲーム「魔孕巫女」のエンディングで、それっぽい感じのは書いた記憶がうっすらと。
なんにせよ、これは20年くらい前に、初めて書いたエロ小説が原型ですからねえ。ほぼほぼ全部書き直しはしましたが(大変だった……)、基本ストーリーはそのままなんで、やっぱり今の私とは違う展開や設定にはなってます。