202104僕には吸血鬼殺な姉さんがいます僕には吸血鬼殺(ヴァンパイアハンター)な姉さんがいます
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
フランス書院美少女文庫(サンプルはこちら

Amazon(紙)Kindle(電子)
メロンブックス(特典あり)
とらのあな(特典あり)
FANZA
honto(紙)honto(電子)
版元ドットコム(詳細情報)
世界最強の姉は世界で一番、弟が好き好き大好き❤
吸血鬼の弟が姉の血を吸い処女を奪うのは当然だぞ。
無敵の退魔師・絢辻あやめは超絶弟大好きブラコン。
姉処女イキ初体験に弟ぺろぺろフェラ、イチャラブ
女装プレイまで! 妖槍クモキリ片手に絶頂極めて
――姉は弟のプロポーズ射精に幸せマゾ堕ち陥落へ。

その3から続く)

 自己解説は、ひとまず今回でラスト。なので、思い出せる範囲で裏話とかをだらだらと書いてみます。

 弟の怜きゅんは高校3年生の頃から急に吸血鬼としての性質(主に弱点だけ)が強くなったため、日光を避ける目的で夜間の大学に進学します。
 そういや私も夜学だったので、怜の学生生活をネタに組み込んでもよかったかなー、なんて今頃思ったりします。私は日光云々ではなく、単純に学費の問題で夜学に通ってたんですけどね。バイトに行ってる時間のほうが明らかに長かった……!

 余談ですが、今調べたらうちの母校、夜学がなくなってた……。

 今作はやたらと悩むところが多くて、何度も書き直したシーンの印象が強いです。特に苦戦したのがプロローグとエピローグ。どちらもデッドラインぎりぎりまでいじってました。
 プロローグは、私にしては長め。一章とまとめちゃう案もあったり。
 実は一番最後に書き終わったのがプロローグで、すでにページ数がぎりっぎりで、かつ、絶対にここで提示しなければならない情報量が結構あって、それをいかに詰め込むかに苦心しました。
 なにしろ読者が最初に読むところです、いきなり説明をだらだら流すわけにはいきません。読みやすく、さらっと流しやすく、でも必要な情報と情景と雰囲気を最低限伝えなくてはならないのがプロローグ。
 トータルで7、8回くらい書き直しました……。

 プロローグ登場時のあやめお姉ちゃんは、天才だけどまだまだ自信過剰で危うい少女です。作中ではさらっとしか流してませんが、プロローグの事件での反省及び怜との出会いで、退魔師として大きく成長したってところを読み取ってもらえると幸いです。
 ただまあ、一流退魔師に成長した代わりに、なにか人として大切なものをだいぶ失った気もしますけど!

 今作は「僕ます」シリーズとして企画されたものではないため(プロット作成時、まだHIMAさんのスケジュール確保できるか不明だった)、「僕には吸血鬼殺(ヴァンパイアハンター)な姉さんがいます」というタイトルは、執筆開始してから考えました。
 シリーズにするには、「僕にはほにゃららなヒロインがいます」ってフォーマットに合わせなくてはなりません。そして、ほにゃらら部分は漢字4文字で、なにかしらルビを振ります。
 発売の前後になるまでまったく気づいてませんでしたが、ヴァンパイアハンターって、めちゃくちゃ有名な小説、ありましたね……。自分でも読んでたくせに、完璧に忘れてました。

 絢辻あやめって名前なのは、HIMAさん以外のイラストさんの場合、「絢辻あやめは血を吸いたい(仮)」みたいなタイトルにするつもりだったからです。
 で、HIMAさんが描いてくれると確定してから別の名字にしたんですが、あらすじとして登録されてちゃったんで、絢辻に戻したって裏話もあったりします。

 終盤に登場する別の吸血鬼、自宅地下にあるものを作ってます。ここ、どっかのメイドさんと同じことしてるなー、なんて思いながら書いてました。私の書くキャラ、変態ばっかやん……。

 あ。今気づいた。作中に登場するもう一人の吸血鬼(イオンさんです)ってずっと書いてたけど、よくよく考えたら他にもいた。完璧に忘れてた。怜きゅんにストーカーの存在を伝えると同時に、あやめ姉さんにヤキモチ焼かせる役目として登場する吸血姫、ヴァンパイアプリンセスがいましたっけ。普通に忘れてた。名前も出てこないもんね、この娘。

 弟に近づく女は許さないってブラコンっぷりを書きたかったので、最初は大学の同級生とか想定してました。が、どうせ吸血鬼書くなら、久々にあいつら出してやれ、という作者の遊び心によって出演したのは、古くからの読者しか知らない吸血姫・真鈴(まりん)です。

恋姫恋姫〜彼女はヴァンパイア!
青橋由高(著)・安藤智也(イラスト)
フランス書院美少女文庫(公式ページはこちら

 10年以上も前の作品ですけど、私にとっては特別な1冊です。でも、これ知ってる人は相当な青橋マニアでは。もう手遅れなんで、諦めて今後も読み続けてください。よろしくお願いします。

 今回の役目は、ストーカーの存在を伝える&あやめにヤキモチ焼いてもらうだけなんで、さらっと描写してます。わかる人だけわかるお遊び要素。私がたまーにやる、いつものやつです。

 余談ですが、「僕には雪女(スノーホワイト)なお姫様がいます」の秋祭りパートにも真鈴とそのパートナーである優志は参加してます。ページの関係で描写してませんけどね。ちゃんと姫として、同族のサポートをしてるみたいです。多分、現在の真鈴は20代前半。

僕には雪女(スノーホワイト)なお姫様がいます僕には雪女(スノーホワイト)なお姫様がいます
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
フランス書院美少女文庫
自己解説はこちら

 今作は使えなかった小ネタがいっぱい残ってるんですが、いつか同人誌などで後日談書くときに利用できそうなんで、暴露せずに取っておくことにします。書きやすそうな姉弟だし。
 あやめお姉ちゃん、動かしやすいんですよねー。勝手に動きすぎて、狙った流れとは別のところに飛んで行っちゃいそうな怖さはありますが。

 弟が好きすぎてアレなお姉ちゃんと、お姉ちゃんが好きすぎる可愛い弟吸血鬼のラブラブエロエロストーリー、楽しんでもらえたなら作者として最高に嬉しいです。