202104僕には吸血鬼殺な姉さんがいます僕には吸血鬼殺(ヴァンパイアハンター)な姉さんがいます
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
フランス書院美少女文庫(サンプルはこちら

Amazon(紙)Kindle(電子)
メロンブックス(特典あり)
とらのあな(特典あり)
FANZA
honto(紙)honto(電子)
版元ドットコム(詳細情報)
世界最強の姉は世界で一番、弟が好き好き大好き❤
吸血鬼の弟が姉の血を吸い処女を奪うのは当然だぞ。
無敵の退魔師・絢辻あやめは超絶弟大好きブラコン。
姉処女イキ初体験に弟ぺろぺろフェラ、イチャラブ
女装プレイまで! 妖槍クモキリ片手に絶頂極めて
――姉は弟のプロポーズ射精に幸せマゾ堕ち陥落へ。

その2から続く)

 まずは、メロンブックスさんととらのあなさんでの販促特典用に書き下ろしたショートショートについて簡単な説明をしつつ、本編に関する細かな裏話を。
 どちらのSSも、本編で書ききれなかったネタや設定を拾い上げたものとなってます。

 メロンブックス用SSは「僕には廃課金な姉さんがいます」。
 バイトをしたいと言う怜に、「そんなことする必要はない。小遣いなら私が出そう」と、予想どおりにあやめが札束取り出すところから始まる、文庫換算5ページ強の内容です。
 「僕ます」シリーズ読んでる方向けに、ラストの数行、遊んでみました。

 あやめが勤めてる会社は恐らく、ブラコンドラゴンとか原初の悪魔とか雪女とか鬼メイドあたりとなんらかの繋がりがあるはずです。

 とらのあな用SSは「私には吸血鬼殺な部下がいます」。
 時系列的には、本編の最終章とエピローグとのあいだに位置します。文庫換算で6ページ強。
 バトルスーツ(表紙であやめが着てる、ぱっつんぱっつんのエロエロ戦闘服)を新調する際の、あやめと、上司である平木のおバカな会話がメインです。
 本編で使えなかった、あやめのマントの設定が元ネタ。あと、平木さんを少し書きたかったので。

 マントって言ってますが、実は脱稿寸前までこれ、マフラーと思ってました。イラスト見て、
「ん……これ、マフラーじゃないよな」
 と遅まきながら気づき、急いで修正しました。

 私のプロットではコスチュームに関しては特に細かく指定してなかったので、元ネタはHIMAさんってことになりますね。
 届いた表紙イラストを見て、せっかくだからこのマントにもなんか設定とかエピソード付け加えたいなー、なんて思ってたんです。まー、当時はマフラーと勘違いしてたんですが。ガキの頃から大好きな「サイボーグ009」が深層意識に刷り込まれてたせいかも。

 マント同様、あやめの「とある性的嗜好」もプロット作成時にはなく、執筆しながら思いついたアイディアですが、そこらへんに関する会話もSS内ではしてますね。

 このあやめのエッチ方面の趣味、本文の執筆してるときは、少し前に書いた残念エルフ先輩とかぶっちゃうなー、どうしようと悩みました。けれど、ネタかぶりを気にしすぎるのも自縄自縛になるぞ、と自分を甘やかすことにいたしまして、あんなふうになりました。
 結果的にはあれでよかったんじゃないでしょーか。うん。

 本編書きながら考えたネタってことなら、今作は普段よりもずっと多いです。怜が終盤で使う血の術なんかがその最たるものです。プロローグで出てくるのが蜘蛛の魔物だったから、そこで思いついたのか、逆に術から蜘蛛を連想したのか、自分でも覚えてません。

 あ、本文でも説明してますとおり、妖槍クモキリの「クモ」は雲ですね。
 でもこれ、本当は蜘蛛とも絡めるつもりでした。解説するページ数がなかったから省きましたけど。
 槍に関してはそこそこ調べました。

 OVAにもしてもらった「魔剣の姫はエロエロです」でやったようにクモキリにも自我を持たせるって案もあったのですが、これまたページに余裕なくて断念。
 ただ、自我はあると思いますよ、多分。たとえあやめが命じなくても、怜のピンチになったら勝手に動くんじゃないかと。

 それでも、今回は16ページ増やしてもらったので、削らなくて済んだシーンや設定もたくさんあります。
 読んでくれたみなさんが楽しんでくれたのなら嬉しいです。

その4に続く)