表紙密着ご奉仕させてください 未亡人母娘の淫らな腰つき
青橋由高(著)
フランス書院文庫

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版元ドットコム(作品詳細)
「もっと、もっとあなたとつながりたいの」
胸板に押しつけられる柔乳、耳に注がれる甘い囁き。
未亡人の濃厚フェロモンに、賢吾の勃起は爆発寸前。
内気で清楚、でもベリーダンスをたしなむ綾子が、大胆な騎乗位でくゆらせる腰つきがいやらしすぎて……
姦係に気づいた娘を巻きこんで、最高のハーレムが!

プロローグ
第一章 初体験 熟未亡人の甘い騎乗位
第二章 乙女の純潔 巫女装束のまま穢して
第三章 競演 ベリーダンス衣装とセクシーランジェリー
第四章 夜の舞踏会 淫らに揺れるふたつの美尻
エピローグ

その1から続く)

 娘ヒロインである美緒が神社でバイトをしてる、という設定に関しては少し悩みました。巫女属性を特別プッシュするつもりはなかったので。
 母ヒロインの綾子との対比で、なにかしら踊りをさせることは当初から考えてましたが、具体的には決めてなかったのです。体育の授業でのダンスが苦手だったため、主人公の賢吾と一緒に練習した……ってアイディアはあったかな。こっち関係も少し資料調べたりしたのですが、ボツに。
 巫女ってのは正直おまけ要素なので、そこを必要以上に強調しないことを決めて、最終的にはああいう感じに落ち着きました。

 執筆の途中で気づいたのは、
「美緒って、くるみと同タイプだな……」
 ってことです。くるみってのは、こちらより一ヶ月先に発売された美少女文庫「嫁入りメイド・栗栖川くるみは娶られたい」のヒロインです。

栗栖川くるみは娶られたい嫁入りメイド・栗栖川くるみは娶られたい
青橋由高(著)・水平線(イラスト)
フランス書院美少女文庫
自己解説はこちら

 別に狙ったわけでもなくたまたまなんですが、連続して書いてたので、間違ってごっちゃにならないように意識してはおりました。
 すっごく大雑把に二人を説明すると、

・どちらも歳上の主人公にぐいぐい迫る
・主人公以外の前では意外と常識人
・常識はあるけど根っこの部分がちょっとぶっ飛んでるのがくるみ
・思考はまともだけど、追い詰められると妙な行動に出るのが美緒
・案外、臆病なくるみ
・実はちょっと腹黒なところもある美緒
・美緒のほうが少し歳上だけど、精神年齢はくるみのほうが上かも

 って感じですかね。かなりざっくりとした説明なので、実際に読んでみて違う印象だと感じたら、そちらのほうが正しいです。

 母親のためにずっと優等生を演じてきた美緒は、引っ越しと転校を機に反抗期に入ります。そこで色々面倒を見てくれた賢吾に心惹かれていく……のですが、ここらへんのエピソードはあまり書けませんでした。特別必要でもないですけど、ちょっと残念。

 書けなかったといえば、賢吾の仕事とか、地域との関わりについて、ですね。ある意味、私が一番書きたかったのがここでした。
 主人公は、読者が感情移入しやすい、あるいは好感を持ってくれる男になるよう心がけてます。だから、本当は主人公がどんな人物か、しっかり描写したくなるのです。ただ、どうしたってヒロインのほうにページを割り振らなければなりませんから、なかなかプロットにメモしたこと全部は作品に出せません。今作では、そこが特に顕著でした。
 賢吾は、こんな感じの設定だったのです。

・情報系の学部を卒業後、母の会社に入る
・賃貸物件の管理という名目で、とにかく雑用全般をこなす
・IT関連はすべて担当。ついでに、店子の面倒まで見てる
・じーさんばーさんに好かれまくる(初稿では、二章の神社で、神主と会話するシーンもあった)
・賢吾が得意なのは、IT系のセットアップ。自分のところの建物のシステム管理や、店子のために機器を購入して設置したりもしている。ソフトよりもハード寄り
・ネットワークなどの専門分野は、学生時代の友人を頼ってる

 それと、舞台となる町の雰囲気も描きたかったのであれこれ調べたり妄想して設定したものの、こちらも完全にページ不足で断念。

・作中の舞台は、東京などの大都会ではないけれど、そこそこ人口も多く、それなりに発展してる地方都市。高齢者は多いが、若い家族もいる、物静かで平和な町
・先祖代々住んでる者も多いが、元々外部から移り住んできたという歴史があり、移住してきた者に対して優しい風潮がある
・神社仏閣や、地域の顔役などがしっかり住人をまとめてる、田舎の陰湿さや都会の冷たさのない、ちょうどいい感じの土地
・綾子の勤務先であるダンス教室では、社交ダンス・ヨガ・ベリーダンスなどがあり、主に中高年やダイエット目的の女性がメインターゲット

 ……うん、完全に自己満足の世界だ。ただ、書くときは情景をイメージしやすかったから、まったくの無駄でもなかったかもしれませんね。読者のみなさんには、全然意味がないですけれど。

 ベリーダンスについてもそれなりに調べました。実際にやってる人にも話を聞きました。動画や衣装を見たりもしました。色々なダンス教室のサイトも覗いたりしました。でも、あんまり作品には活かせませんでした。というか、無理に蘊蓄詰め込む必要もないなーと。
 読んだ方が、それぞれのイメージで綾子と美緒のダンス・舞いを思い描いてもらえたなら、幸いです。妖しくも美しいものであれば嬉しいなぁ。

その3に続く)