栗栖川くるみは娶られたい嫁入りメイド・栗栖川くるみは娶られたい
青橋由高(著)・水平線(イラスト)
フランス書院 美少女文庫
第一章試し読み
書き下ろし後日談SS

メロンブックス(特典あり)
とらのあな(特典あり)
AmazonKindle
honto
FANZA
DLSite
版元ドットコム(詳細情報あり)
栗栖川くるみ、本日より専属メイドになりました!
カーテシーを決め年下幼なじみが押しかけ嫁宣言!
保護者から結婚前提のご主人様に!?
指を甘噛みし、甘えながらの初体験。制服で逆バニーでサンタ姿で――
からかい振り回す、ご奉仕全開青春イベント!
「たちゅろ、くるみをメイド妻にしてください!」

その2から続く)

 自己解説はひとまず今回でラストなので、思い出せる範囲で裏話をいくつか、だらだら書き連ねてみます。


 水平線さんがイラストならば、やっぱり母乳プレイは入れたほうがいいのかなーと、執筆の半ばくらいまで悩んでました。達郎がダウンしたところで使うのもアリと思ったんですが、ページ数とかの絡みもあって断念。
 ネタとしては持ってるので、そのうち同人誌とかで書く、かも? その頃には忘れてそうな気もしますが。


 くるみが看護するシーンは、当初の予定からそこそこ変わってます。達郎に座薬を入れようとして、返り討ちに遭う……ってパターンを考えてたんですが、なんか書いてるうちに勝手にキャラが動いて、あんな感じに。おかげで、そのあとの軌道修正に苦労しました。


 達郎の勤める会社に関するエピソードも、だいぶ削っちゃいましたね。
 メイドが自分のアピールをするため、学校や職場に乗り込むってパターン、私は過去、何度使ったことやら。好きなんです、はい。
 作中で触れてませんけど、達郎はくるみが独り立ちしたら転職して、もっとのんびり暮らそうとか考えてました。隠居ですな。
 もっとも、くるみとあーゆー関係になったんで、彼の人生設計は大きな変更を余儀なくされております。


 ハロウィンネタも、ページに余裕あったらやるつもりでしたけど、真っ先に削っちゃったなぁ。


 最終章は修学旅行とスキー教室の2パターンを考えてました。後者の場合、雪山のホテルってことで、どこぞの雪女さんのところを舞台にする……なんてケースも頭の片隅にあったんですが、断念。


 発売が秋だったため、作中のメインの季節も秋になってます。最終章だけが冬で、春はプロローグとエピローグのみ。夏絡みのネタが使えなかったのは残念ですけど、さすがに全部はカバーできませんからねえ。


 くるみの名前の由来なんかもちゃんと設定したものの、使えず。


 などなど、本編に組み込めなかったアイディアは色々ありますけれど、当初やりたかったことはだいたい詰め込めたかな、とも思ってます。
 達郎とくるみのちょっと特殊な関係性と、甘々エロエロな日々を楽しんでもらえたなら、幸いです。