IMG_20201020_193929特選小説2020年12月号
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 特選小説での36作目の短編。

 今回のお題は「初秋・未亡人・旅」。
 舞台をどこにするかは結構悩みました。こんなご時世でなければ、取材でどこか遠出・旅行したんですが、さすがに自重。
 そこで安易に選んだのが、3年前に友人たちと行った宮城&山形
 元々、小説のネタにするつもりもあったんで、3年の時を経て活用。
 実際に行った場所をかなりそのまま使ってます。

 作品のとっかかりは、実際にウイスキー工場で経験した出来事です。別々のグループの外国人観光客たちが意気投合して、それぞれの国の言葉であれこれ話しながら延々と試飲したり買い物してた光景が印象深かったので、そこを導入部にする……つもりでした。プロットでもそうなってました。
 が。実際に原稿にしてみたら、なんかしっくりこない。枚数も超過してる。いつものように。

 で、改稿のときにいじくりました。これのせいで、中盤で使うはずの小ネタもボツにしましたが、枚数的にも無理だったので、しかたないですね。
 私、短編でもネタを詰め込みたがるくせがあるんで、毎回苦労します。

 本文でも説明してますが、タイトルの「メリー・ウィドウ」ってのは、ドイツのオペレッタが元ネタのカクテルです。ウイスキーじゃないのです。おい。
 当初は、ここらへんとか、ドイツ絡みの小ネタも入れたかったのですけど、無理ですわね、そりゃ。ここらへんもカット。

 あー、そうだ、ヒロインの住んでる家とか、そこらへんの設定も作ったのに、全然書けなかったっけ……。

 ヒロインの旦那さん(当然、故人)がお気に入りだったりします。

 それにしても私の書く未亡人もの、墓参りのシーンが多いな……。
 あと、亡くなった夫が凄くいい人か、悪人か、両極端ですよねー。