202008僕には調教志願(エロエロぐいぐい)なエルフ先輩がいます僕には調教志願(エロエロぐいぐい)なエルフ先輩がいます
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
フランス書院 美少女文庫

版元ドットコム
Amazon
Kindle
honto
メロンブックス……特典は書き下ろしSS、B2タペストリー(有料)
とらのあな……特典は書き下ろしSS、B2スウェードポスター(有料)
FANZA
BOOK☆WALKER
楽天

私の処女――悪辣淫虐鬼畜に犯してちょうだい!
異世界からの転校生・ローネ先輩がグイグイ迫る!
「処女を奪われた私の子宮に熱々精液、注ぐのね」
「耳まで噛まれて、心も性奴隷に堕とされちゃう」
調教志願の先輩に鬼畜扱いされ、からかわれる幸せ。
巨乳でエッチでマゾマゾで、僕の恋人は変態エルフ。

その2から続く)

 考えはしたものの、最終的には使わなかった・使えなかったネタや設定は、今作もたくさんあります。ここ何年かですが、物語に直接関係ない、読者が容易に推察・予想できそうな部分に関しては、意識して書かないことも増えました。
 今作だと、主人公の武蔵に関わる設定が該当しますかね。家族とか、ほとんど説明してません。
 本当は、祖父や祖先に関しては書きたかったんですけどね。

 作中の主な舞台となる聞山(ききやま)も、一応モデルがあったりしますけど、こちらもあまり描写できませんでした。執筆中は、モデルとなった土地の画像を表示しながら書いたりしてたなぁ。

 この聞山の所有者は武蔵の祖父で、近いうちに譲り受けることが決まってます。山の相続とか、税金とか、価格まで調べたエロ作家は私だ。詳しそうな人に電話で聞いたりもしましたねー。今後、私の人生で役立つことのなさそうな知識だけが増えました、はい。

 武蔵が将来、どんな進路を選ぶかは私にもわかりませんけど、少なくともお金に困ることはなさそうです。いざとなれば、山で採掘した魔石を売ればいいんですから。作中にもちらっと書きましたが、欲しがる人たちはいっぱいいますしね。それこそ、「僕には悪魔(リリス)な師匠がいます」の主人公である昴の勤めるあのショップとか。

 武蔵を本当に普通の人間とするか、実はドワーフの血がちょこっとだけ入ってるかも?……ってところは、実はかなり迷いました。でも、多分、普通の人間だと思います。多分。多分。

 武蔵の趣味である石の採掘に関しても、そこそこ調べましたね。掘るのに使う道具とか、アウトドア用品とか見てると、すっげぇディープな世界だなーと驚かされました。はまると本当に深そう。

 ローネの住むログハウスも、あれ、モデルがあって、書いてるときはそこの図面見てましたね。作中にはまったく活かされませんでしたが!
 建物の図面見ながら書いたのは、「僕には家事妖精(シルキー)なメイドがいます」以来かな?

 ローネの言葉遣いは、意識して、昔の女性キャラっぽいものにしました。理由はいくつかありますけど、秘密。全然大したものじゃないです。設定上の関係ですね。いつか別作品で利用するかもしれないので内緒にしておきます。

 えーと、他に書き忘れてる裏話とかあったかな。

 あ、ローネの名字がゲラルディーニで、「僕とエルフメイド姉妹の三人暮らし」に出てくる脇役(主人公ティトの幼なじみで、元婚約者)と同じなのは、もちろん、狙ってやりました。
 ここらへんについては、すでにショートショートを書き下ろしました。完璧に作者だけが楽しんでるお遊びです。こういうの、私、本当に大好き。

 ことあるごとに書いてますように、私の作品は一部のNTR系作品を除き、現代だろうが異世界だろうが学園ものだろうが人外ヒロインものだろうが、美少女文庫だろうがフランス書院文庫だろうが特選小説だろうが、すべて同じ世界です。
 こちらと異世界は別世界だけど、地球の大きさや地形、気候、自転周期などもほぼ同一として書いてます。
 異世界もの書く機会が今後あるかは未定。


 ぐいぐい来るハイエルフの先輩との甘々な生活、みなさまにも楽しんでもらえたのなら幸いです。