通常サイズ生徒会長・愛ヶ淵愛理はマゾられたい Mな幼なじみと特別補習
青橋由高(著)・しんたろー(イラスト)
美少女文庫(公式サイト・サンプルあり)
詳細(版元ドットコム)
メロンブックス(タペストリー&リーフレット)
メロンブックス(リーフレット)
とらのあな(スウェードポスター&リーフレット)
とらのあな(リーフレット)
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honto

その2から続く)

 前回の更新から少し間が空いてしまいました。すみません。
 専門店さんの有償特典が売り切れて、追加発注来たそうです。ありがたや。しんたろーさんのイラストの凄さを再確認。
 本編のイラストも美麗で可愛くてエロいんで、是非読んでやってくださいませ。

 では、自己解説その3、ひとまずのラスト、始めます。

 ヒロインの愛理がマゾに目覚めるきっかけと、それに呼応したラストにすることは初期の段階から決めてました。ただ、後述しますように、エピローグはかなりの難産に。

 毎度毎度のことではございますが、今作も初稿の段階でページ超過。本当は絶対にやりたくなかった、エロシーンも1つ、カットしました。時系列とか細かいところいじくったものが、同人誌「青橋由高短編集14」に収録されてる「元生徒会長・愛ヶ淵愛理は卒業後もマゾられたい」だったりします。
 あれは当初、本編の後半、クリスマスの日に組み込まれてたんですよね。本文にもその名残がありますけど。

 クリスマスの夜にあーゆープレイってのは、「僕とるー先輩の放課後調教日誌 今日も私を躾けなさいっ!」でもやったんで、ちょっと迷いはしました。だけど1年半経ってるし、内容も違ってるからいいよね、と自分に優しくしてあげました。書いてみると、結構違う感じになりましたし。

 ここのシーンでモブキャラとして登場するお姉さんがメインヒロインとなる短編が、ほぼ同時期に発売された「特選小説」に掲載された「二時間遅れのクリスマス」です。
 こういうお遊びはたまにやりますが、企画段階から仕込んで、かつ、発売時期までリンクさせたのは今回が初めてですね。
 べ、別に短編のアイディアが出なくて最後の手段として使ったわけじゃないし!(愛理の口調で)


 作中で、愛理と蓮がチェリーパイ作るシーンが出てきます。
 プロットでは普通の料理だったのに、なぜか執筆のときにチェリーパイにしちゃいました。料理とは別にケーキを用意して、そこにロウソクが……って流れでプロット組んだの忘れてたおバカさんは私です。修正しましたけども!
 少し前に「ツイン・ピークス」のサードシーズンを一気に見たことが、無意識に影響してたのかも……と、作業後半になって気づきました。まさか25年後に続き見られるとは思ってませんでしたからね! 当時まだ中学生か高校生だったもんなぁ、私……。

チェリーパイ

 作中のパイより小さいですけど、イメージとしては近いですかね。


 最初に書いたとおり、エピローグは苦戦しました。何度か書き直してますし、最後の最後まで細かい修正しまくってました。
 大きく分けて2つのパターンを用意してたのですけど(プロローグと対にするのは決まってた)、最終章との絡みで、あのようなラストになりました。
 初期のバージョンでは、プロムのあとに愛理が級友たちと語らうシーンがあったんです。ページの関係でまるっと消しましたが! 生徒会長としてではない、友達同士の中での愛理を描きたくて用意したシーンでした……。いまだにちょっともったいなかったかな、と思わないではないです。
 愛理が行った卒業旅行のメンバーが、このグループですね。


 蓮の進路をどうするかも、初期の段階から悩んだ点です。最終的には、キャラが自然にああいう道を選んだって感じです。
 蓮はかなりの確率で、将来、若狭学くんの元で働くことになるでしょう。
 そしてこれまた相当な高確率で、天音さんの影響を受けた愛理とメイドさんお仕置きプレイするかと予想されます。
 まあ、何年も先の話ではございます。