通常サイズ生徒会長・愛ヶ淵愛理はマゾられたい Mな幼なじみと特別補習
青橋由高(著)・しんたろー(イラスト)
美少女文庫(公式サイト・サンプルあり)
詳細(版元ドットコム)
メロンブックス(タペストリー&リーフレット)
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とらのあな(スウェードポスター&リーフレット)
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私、あなた専用の幸せマゾ奴隷に躾けられたいの!
家庭教師の報酬は、私のヴァージン、私のすべて。
ツンマゾな幼なじみ生徒会長・愛ヶ淵愛理への家庭教師としての「特別補習」は――勉強&恋人調教!?
SМに挑戦して! 首輪着けて! 露出散歩しよ?
ご主人様なんだから、私をずっとマゾらせなさい!

その1から続く)

 今作品の最初のプロットはボツになって、採用されたのは新たに作った(半月かかった)ものでした。話も設定も全然別ですが、一つだけ変わらなかった点があります。それは、

・主人公が好きだけど素直になれないヒロインが、なにかしらの理由(言い訳)を見つけ、それにかこつけていじめ可愛がってもらう

 という流れです。
 また、自分の中では、今作はエロ要素濃くしたいって気持ちがあったので、タイトルにあるような「マゾられたい」ヒロインにしました。執筆中の仮タイトルにも「マゾられたい」ってつけてましたが、まさかそのまま採用されるとは……。
 日本語としてはおかしいですが、ニュアンスは通じてる……と信じたい。

 ヒロインの愛理は、エロエロしい言葉遣いとか、故事成語みたいなのをちょくちょく使いますが、これは執筆途中で思いついた設定です。淫語はある程度早い段階から考えてはいたんですけども、実際にやるとなると、これがまあ大変でした……。
 最初に思いつく限りのエロエロワードをだーっと書き出して(めっちゃ量あった)、それをなるだけダブらないように取捨選択しつつ、シーンやシチュエーション、愛理のデレ&エロレベルに合わせて組み込みました。
 エロ可愛いと感じてもらえると、作者としては嬉しいです。

 物語のラストには、「お嬢様フォーシーズンズ」でも使ったプロムネタを11年ぶりくらいに持ってきました。
 10年以上も前だから別にいいよね、と自分に言い訳しつつ、プロット書いたことを覚えてます。
 ただ、この間に事情が変わってたりするとまずいんで、改めて色々調べる作業が意外と大変でしたね。

 ラスト終盤で愛理が蓮におねだりするあるプレイは、執筆途中でしんたろーさんから届いたキャラデザを見て思いつきました。でも、実は作業の後半になるまで愛理の髪型、はっきりとはわからなかったので、ちょっとどきどきしながら書いてたのを覚えてます。

その3に続く)