第一弾がなかなか好評だったようなので、第二弾。
 今回は同人誌のプロットです。
 題材は昨年の冬コミで頒布した「あねみこ!」

表紙サンプルあねみこ!(18禁)
青橋由高(著)・稍日向(イラスト)
青橋商店
詳細はこちら

 プロットはこんな感じです。

あねみこ!プロット(概要とキャラ設定)キャラ設定
あねみこ!プロット(あらすじ1)あらすじ1
あねみこ!プロット(あらすじ2)あらすじ2
あねみこ!プロット(あらすじ3)あらすじ3

 分量のわりには結構きっちり書いてますが、これはイラストの稍日向さんへの指定書という側面もあるからです。あと、私自身、これ書きながらキャラのイメージ固めてる、という理由も大きいですね。
 私はプロットにセリフをよく書きますけど、これやると自分や相手(編集者やイラストレーター)にもイメージ伝わりやすいかなと思ってるからです。メモの意味もあります。

 完成した作品読んだ方は「あれ?」と思うかもしれませんけど、プロットとはちょこちょこ変わってる部分もあります。
 私にとってプロットは「大まかな設計図」という位置づけのため、書きながら別のアイディア浮かんだらそちらを優先させますし、キャラが勝手に動いちゃってどうしようもない、というケースも多々ございます、はい。
 そういうときでも当初決めていたラインを外さないように、元の流れに修正するための大きな武器となるのもプロットです。

 Hシーンを別に書いてるのは、シチュ(体位・コスチューム・絵の構図)などがダブらないよう確認するためです。複数ヒロインものだと特にここ大切。

 しかし……同人エロ小説のプロット……これが参考になる人、どんくらいいるんだろう(笑)。

 ちなみに「あねみこ!」、まだ通販在庫ございますので、是非読んでみてくださいませ。ぐへへへ(商人の顔で)。

(以下、テキスト)
冬コミ2016企画「姉巫女(仮)」プロット

/////概要/////
・128ページ、イラスト3枚、全3章構成を予定(いつものフォーマット)
・〆切は12月10日がデッドライン、9日(金曜)入稿が理想。あくまでも理想。
・義弟大好き巫女お姉ちゃんによる甘々エロエロラブコメ
・属性は「義姉」「甘々」「巫女」「目隠れ(片目)」「おねショタ」あたり

/////キャラ設定/////
○主人公:浜中 啓太(はまなか けいた)
・義理の弟
・18歳、大学一年生
・地方の全寮制の高校(男子校)を卒業して都心部の実家に戻ってきた
・美人系の姉に対して可愛い系(中性的な容姿)
・身長は姉よりも指一本分くらい低い
・高校ではみんなのアイドルだった(笑)
・シスコン。お姉ちゃん大好き。しかしこのまま姉の側にいては自分がダメになると、敢えて家を出て進学校へ
・今後も色々と活躍するであろう姉のサポートができる人間になろうと勉強を頑張ってきた

○ヒロイン:浜中 絵美(はまなか えみ)
・絵のように美しいお姉ちゃんという意味ですよ、という冗談に、弟、本気で頷き、逆に照れまくる
・義理の姉
・二十一歳
・高校卒業後、実家の神社で巫女をしてる
・弟が好きすぎてちょっとヤン成分も入ってるけど基本甘々系
・予知能力ある巫女さん(巫女というか、神秘的であればコスはもうなんでも可)
・おっぱいはなかなか大きい。「姉のおっぱいは弟に吸わせるためにたわわに育つのです」と真顔で言い切る
・「夢は弟にウェディングドレスを着せることです」なんて言っちゃう残念な娘
・普段はクール。特に身内以外には。
・身内、特に弟の前ではそこそこ表情豊かだが、基本的にはあまり表情に出さない系。出すときはもうがっつりと
・シリアスな真顔で一般人がどん引きするようなブラコン発言(エロ要素含む)をする
・弟の敵には露骨に殺意を表に出す
・昔から人には見えないものが色々見えた姉(美少女文庫「お姉ちゃんには逆らえない!」の姉妹の遠縁にあたるが、こっち知らない人でも問題ないようにする)
・運命の赤い糸も見えている(赤いのは血の色だからよ、とかヤンデレ発言?)
・政財界の大物に神託を伝える役目(ある意味無敵の権力)
・主人公を養子にしたのも赤い糸が見えたのと、権力を使って
・弟が一人暮らしをすると言ったとき、自分のためだとわかったのと、幸せな未来の情景が一瞬見えたので、文字通りに血涙を流しながらなんとか承諾した
・文系。勉強はあまり得意でなかった。それもあり、一流大学に合格した弟を誇らしく思っている

/////あらすじ/////
○プロローグ〜それぞれの思惑
・姉のために力になりたいと、姉離れを決意する弟
・一時でも弟を手元から離したくない姉だが、敢えて外の世界を見せて、やっぱり自分の元が一番だと学ばせるのが将来的に利益になるという神託もあり、断腸の思い、血の涙を流しつつ弟の越境進学を認める

○第一章〜弟の帰還
・地方の進学校に三年通い、無事に都内の有名大学への合格を決めた弟、無事に実家に戻ってくる(卒業式の直後)
・もちろん長期休暇のたびに帰省はしてたし、受験の際に実家に泊まったりもしているが、改めての新生活ということで弟、ちょっと落ち着かない
・一方の姉はいつものように落ち着き払って見える。が、実はめちゃくちゃ浮かれてる。弟の前では威厳を保とうとして気を張っている。もしくは、長年の想いが叶うことに緊張している
・「きみにはこれから私のサポートをしてもらいます」と言われて、姉の役に立てると喜ぶ弟
・早速の初仕事。まずは某大企業の会長からの依頼を。「この時期は決算期だから忙しいのです。日経平均株価を混乱させぬよう、きみにもしっかりと働いてもらわねばなりません」
・最初は水浴びして互いの身体を清める(透ける服と露骨な密着)。当然欲情してしまう弟(と姉)
・勃起したままなんとか初仕事をクリアする弟(姉も欲情しているものの、ブラコンパワーで普段よりも詳細な神託を得られてクライアントは喜ぶ)
・「今後のために弟くんに神様からいくつか質問が来ています」
・「はい」と緊張する弟
・しかし、姉は高校生活の内容を尋問(恋人はできましたか、とか)したり、弟の個人的情報ばかり聞いてくる。訝しみつつも正直に答える弟
・「では最後に二つ。きみは童貞ですか。なにを照れてるのですか。しかたないですね、ならば公平に私も答えましょう。処女です。キスもしたことがありません。もちろん、エロマンガなどにありそうな、お尻だけ開発されてる、などということもありません。完全無欠の新品お姉ちゃんです」
・慌てたりちょっと喜んだりしつつ、弟も「童貞です」と答える
・「それでは最後の質問です。きみはお姉ちゃんが好きですか」「も、もちろん好きだよ、姉として」本当は一人の女性として意識してるくせにそう答える弟
・「なるほど、了解です。ちなみに私もきみが好きです」「あ、ありがとうお姉ちゃん」「ならば相思相愛ということでまぐわいましょう」「は?」「いいですか弟くん、姉弟のあいだにライクは存在しません。ラヴのみです」弟を押し倒す姉
・「ふふふふ、この瞬間をずっとずっと待ってましたよ。きみの18年物の濃縮還元弟童貞を食べちゃう日のことを」肉食モードに入る姉
・「なに、大丈夫です、天井の染みを数えてるあいだにお姉ちゃんがちゃんときみを男にしてあげます。怖かったら目を瞑っててもいいですよ」
・騎乗位で初体験(Hシーンその1)
・事後、姉は改めて弟に確認。本当に他に女(あるいは男)がいないのかと。いたら処分しますので、とさらりとヤンデレ発言。「私には多数の優良なクライアントがいます。一般人の一人や二人、いつでも消せます」
・「僕はお姉ちゃん一筋だよ」に対して「確かに私のアソコは一筋です。つるつるですから」と真顔でエロトーク。「そうですね、これからはお姉ちゃんのむだ毛の処理は弟くんに任せましょう。大切な仕事ですよ」
・「あと、水浴びのときは一緒です。互いに身体を清め合います」実際はただのいちゃいちゃプレイになるが

○第二章〜甘々でエロエロな日常
・朝、家の敷地内にある水浴び場で身を清める姉弟。ついでに朝勃ちも姉が処理してくれる。弟は姉のむだ毛の処理
・一応神社という形式だが、一般の参拝客は入れない(神託専門)。そのため、日中は特に仕事がない
・「これまではなにして時間過ごしてたの?」「どっかの弟に捨てられちゃった可哀想なお姉ちゃん、することもないから、だらだらしてました」イヤミっぽく
・「まあ、これでもお姉ちゃん、年頃の娘ですから、一人でぶらぶら散歩したりショッピングに行ったりしてました。ちなみに、結構ナンパされましたよ。……ヤキモチ焼きましたか? 焼きましたよね。焼かなかったら弟くんのあそこの毛をちりちりに焼きますよ?」
・どうやらデートに行きたいらしいとわかった弟、姉を誘う。無論、満面の笑みで承諾する姉、私服姿を披露。「弟くんとのデートのために買っておいたお洋服です。もちろん、中身は勝負下着です」
・普通にデート。最初は大学の見学をして、そのあと、買い物や食事。地元に戻って昔話をしながらとか。腕組んだり。かつて通った小学校や中学校の前で、弟はかつてのクラスメイトに出会う(女子)
・「可愛い女の子でしたね。楽しそうでしたね」笑顔だけど目が笑ってない姉
・「大学にもいっぱい誘惑があります。でもお姉ちゃんはサークル活動なんて認めませんから。きみみたいに可愛い男の子は若い野獣たちの格好の獲物です。新歓コンパなどに行ったが最後、睡眠薬の入ったお酒をがんがん飲まされて大勢に凌辱される未来がはっきりと見えます」当然、神託などではなく、ただの妄想
・「もしかしてお姉ちゃん、ヤキモチ焼いてくれてる?」「当たり前です。本当なら大学にも毎日ついていきたいくらいです」「僕だってずっとお姉ちゃんのことでもやもやしてるんだよ?」
・街を歩いているとみんなが振り返る姉を誇らしいと思うと同時に、不安にもなる弟
・そう告げられて歓喜する姉。発情。「こんなこともあろうかと」と予約しておいた高級ホテル(クライアントとのコネを活用)に弟を連れ込む(Hシーンその2)
・弟を挑発する姉。それに乗って激しく姉を貪る弟。すべては姉の手のひらの上での

○第三章〜弟ウェディング
・翌日、ホテルをチェックアウトしたあと、せっかく?だからとウェディングプランのコーナーを見学
・せっかくだからと記念写真を撮る。「私はほら、立場上、結婚するとしても白無垢ですからね」
・数日後、家に荷物が二つ届く。にやりとする姉。イヤな予感を抱く弟
・夜、大切な神事があります、と呼び出される弟。全裸に剥かれ、ウェディングドレスを着せられ、散々写真や動画を撮られる
・「ふふふ、たまりません、たまりませんよ弟くん。最高です。濡れます。お姉ちゃんは可愛いきみを見ているだけでアクメしそうです」ハアハアしまくる姉
・「花嫁衣装を着せられてオチン×ンおっきさせるとはいけない弟ですね。お姉ちゃんが処理してあげます」とフェラチオしてくれたり
・「お、お姉ちゃんは着ないの? 僕、またお姉ちゃんのドレス姿見たいよ」「それは、お姉ちゃんへの求婚ですね? わかりました、弟のプロポーズを断れる姉など存在しません、謹んできみのお嫁さんになります」
・勝手に一人で盛り上がる姉、弟からドレスを剥ぎ取り、自分で着る。弟の匂いにさらに興奮する
・一方の弟も、姉のドレス姿に昂ぶる(Hシーンその3)

○エピローグ〜姉の包囲網
・神託のお仕事シーン。このときばかりはシリアスな姉
・「お仕事お疲れ様でした」と巫女服の姉を労う弟。「僕もなにか手助けできたらいいんだけど」自分が姉の役に立ててないことに落ち込む弟
・「なにを言ってるんですかきみは。弟が姉の側にいる。それ以上の貢献がありますか? 私がお仕えしてる神様がどなたか忘れてませんか? そう、ブラコンの守護神、姉神様ですよ?」
・「きみが戻ってきてから、神託の精度が格段に上がって、クライアントのみなさまもとても喜んでます」実はこの姉、気分屋で、これまで神託の精度は安定していなかった
・「そんなわけで弟くん、就職活動はしなくていいですよ。これからもずっとお姉ちゃんの側で手助けしてください」「でもそれじゃお姉ちゃんにばっかり負担が」「いいのです。というか、弟くんは就職できませんから。どこの会社も採用しないよう、裏から手を回しますし」ニヤリと笑う姉
・「それに、そもそもきみはもう内定出てるじゃないですか」「え、この神社に?」「私のお婿さんに永久就職です。私には見えてますから、お姉ちゃんときみを結ぶ運命の赤い糸が」
・余裕あったら、にっこり微笑んで左の薬指を見せる姉のイラストを。指には赤い糸。

/////Hシーン/////
○その1
・巫女服、半脱ぎ(胸は見せたほうがいいか。肩までずり下がってる程度でもいい)
・騎乗位(結合部、見えてても見えてなくてもいい)
・自宅(古風な和室、布団)
・初めてなのにすっかりハアハアして大好きな弟に跨がって腰を振っちゃってる姉

○その2
・私服、半脱ぎ
・高級ホテルの一室
・立ちバック(アングルは正面からでも、横からでも、なんでも可)
・嫉妬する弟の激しいピストンに喜んでる感じで

○その3
・ウェディングドレス。両手の手袋orロンググローブは必須(趣味です)
・対面座位、両手を広げて幸せそうな笑みを弟に向ける感じの構図?