夏コミの原稿も終わり、その他色々で心と身体に結構なダメージを受けたので、半分現実から逃げる意味もあって「シン・ゴジラ」を観てきました。
 レイトショーなんていつ以来だろう?
 ま、昼間に行けなかっただけなんですが。

 周囲の評価が異様によかったので(公開前は正直、微妙な予感しかなかった)それなりに心のハードル高くなってたんですが、びっくりするくらいに面白かったです。
 小難しいこと考えながら観てもいいし、とびきりのエンターテインメントとして単純に観ても満足できるんじゃないかと思いました。
 もちろん、好みもあるんで、合わない人もいるでしょうけれど。

 退屈するところなんてほとんどありませんでした。
 おっちゃん、後半ちょっと泣いちゃいました。後ろの席のお姉ちゃんも涙ぐんでました。
 とにかく密度が濃くて、子供がこれでも、これでもかとあれこれぶちこんだ、楽しいおもちゃ箱みたいな映画。よくよく覗きこむとなんかわからんもの、怖いものも詰めこんであるのもまさにおもちゃ箱ですかね。

 会議のシーンとかであの曲が流れたとき、周囲の客がいっせいに笑ってました。私もだけど。

 ラストのあのカットが意味することは序盤からだいたい予想してましたが、映像にすると迫力違いますね。多分、ほかのみなさんも想像してたでしょうけど。

 久々にパンフレット買いたくなったんですが、レイトショーだったからもう売店が閉まってました。残念。
 そのうち解説本とか出たら買おうと思います、はい。