今期のアニメでは、実は「すべてがFになる」が一番好きかもしれない私。
 原作は出た直後に読んでました。が。さすがに相当に昔で、オチのトリックとかはぼんやり覚えてますけど、途中経過が完全に抜け落ちてて、新鮮な気持ちで楽しめてます。
 あるいは、アニメ版は原作からちょこちょこ変えてたりもするんでしょうしね。
 ま、一番驚いたのは、メインの二人がイメージと結構違ってたことかな? もう慣れましたが。

 しっかし犀川センセ、タバコ代もの凄いことになってんじゃないかしら(笑)。
 私の人生において、ここまで喫煙シーン多い作品は初めてかもしんない。だからダメ、なんていちいち騒ぐ気はさらさらございませんので、念のため。タバコ関連の細かい演出とか、見てて面白いですし。
 うっすら漂うエロスもいいですわ、はい。

すべてがFになる (講談社文庫)
森 博嗣
講談社
1998-12-11



(最近読んだ美少女文庫)
悪魔が来たりてAV撮影!? (美少女文庫えすかれ)
葉原鉄(著)・葵渚(イラスト)
フランス書院(公式サイトはこちら
2015-06-20

私が考えるエロラノベの完成型(の一つ)にかなり近い作品。
なんてゆーか、楽しい。とにかく楽しい。
もう、作者のヘンタイっぷりがそのまま内容に滲み出てる感じもいいし、それでいて商業作品としてきっちり仕上がってて、自己満足レベルに留まってない。
文章は相変わらず読みやすい。基本をしっかり押さえてあるから、読んでいて無駄な(そう、本当にこれは無駄な)ストレスを感じることもない。ここ、大切。
AVネタがなかなか笑えて素敵。