
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
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(注)上記2つの書き下ろしSSは別々の内容です
「今宵もご奉仕いたします」
月光の下、妖しく微笑む怪盗メイド・キャット!
高校生探偵が追う彼女の正体は?――
「今夜もご奉仕してあげる」
一緒に事件へ挑む幼なじみメイド・海藤芽衣?
初体験! 騎乗位H! お仕置きH!
謎を解けば怪盗メイドのご主人様に!?
キミにハートを盗まれるミステリー!
(その2から続く)
カットしたシーンとボツになったショートショートを公開する前に、思い出せる範囲で残りの裏話をだらだらと書き連ねてみます。正直なところ、もう次回作に着手しててそっちにリソースぶんどられてるし、いい感じにあれこれ忘れてるので抜けてること、山ほどありそうですけども。
以下、ネタバレ要素あるので未読の方は注意してください。
幼なじみとしての耕助と芽衣の関係
ページの関係で全然書き切れなくていまだにもやもやしてるのがここ。
序盤で芽衣が「今年はどこに行くの?」と聞いてますが、これについての説明というか、言い訳をしておきます。
書き手が作品以外でこういう説明するのは負けなんでしょうが、毎度やってるから今さらですね。
耕助は探偵の、芽衣は怪盗の家の三代目として生まれ育ちました。
そのため、夏休みなどの長期休暇になるとそれぞれの家で合宿のようなかたちであれこれ仕込まれたわけです。もちろん、芽衣のほうが肉体的には厳しいものだったはず。
二人が成長すると、それぞれの自主トレに任されるようになります。
耕助の場合はある程度諦められた(祖父や父とは探偵としてのタイプが異なるため)こともあり放置された、というのが近いですかね。最近はもっぱら、芽衣への付き添いが主な目的になってたようです。
一方の芽衣はすでに怪盗見習いとしてデビューしていて、あとは実戦での経験を積む段階に入っています。だから合宿中は基礎的なトレーニングに重点を置くようになりました。
山などでさぞかしキツい修業をしていたと思われます。
また、生まれたときから三代目として家業を継ぐことを期待されているという似た境遇の者同士、色々と愚痴をこぼし合ったりしたことでしょう。
無論、それだけではなかったでしょうけどね。どっちも下心満載だったはず。
鮎川・海藤両家の関係について
実は互いの正体について気づいてた、という設定も考えました。結構ぎりぎりまで悩みました。
でも、やっぱり知らないままのほうが面白いよね、ということであの形に。
多分、耕助の祖父と父は今も好敵手がお隣さんだとは気づいてないと思います。
もしかしたら「お隣さんのお尻、キャットに似てるなぁ」くらいは考えたかもしれませんが、きっとそのたびに自分の奧さんに叱られたでしょうしね。
ちなみに耕助の祖父と父はいまだに女癖が悪いです。
探偵としての耕助
作中、何度か語ってますが、彼は「謎が解ければ満足。法律なんて関係ない。自分の望むような結末のためなら手段は選ばない」探偵です。
これは小学生の頃からずっとミステリを読み続けてきた私の理想の探偵像でもあります。
この点に関しては異論反論一切受け付けませんのであしからず(笑)。
耕助の探偵としての能力は凡人以下にする、という考えもあったんですが(幸運と芽衣の助力だけで全部解決する、なんてイメージ)、さすがにそれはいかがなものかと思ってやめました。
これから場数を重ねていけば、パートナーの力も込みで、結構活躍するんじゃないでしょーか。
天才型ではなく、秀才型、ですかね。
芽衣にはあの能力はあるの?
「トリプル押しかけ許嫁」に出てきた海藤理華と同じく、芽衣の一族も特殊な力を持ってます。だからこそのあの人並み外れた身体能力なのかもしれません。
ただし、あそこまで極端なものではないので、理華みたいな「反動」はそれほど強くないと思います。血も薄まってるでしょうからね。
もし、本当に追い詰められたらあるいは芽衣に隠された真の力が覚醒するかもしれません(笑)。
あと、海藤家は代々お婿さんをとってます。
今作で書きたかったこと
若くて筋肉いっぱいで元気で代謝が激しいと体温高いし汗もいっぱいかくよね、汗っかきの女の子って可愛いよね、おっぱいもいいけどお尻も素敵よね、というのがテーマではありました。
まぁ、代謝云々に関してはコスチュームがあそこまで露出度高いことへの言い訳って側面も強いんですが。
お尻に関しては意識しましたし、イラストもそこらへんは強調してもらえたおかげで素敵なものになってるかと。
だけど、おっぱいや腋への愛も忘れちゃいませんぜ。ぐへへへ。
「月刊メイド」について
作中で芽衣が言及してますが、これは過去作でも出てきましたね。
メイドの、メイドによる、メイドのためのメイド雑誌。果たして発行部数はいかほどなのか。こんなニッチな雑誌作ってペイできるのか。どんな読者が買ってるのか。
謎は深まるばかりでございます。
言うまでもなく、バックにいるのは由佳里さんと紗耶子さんのコンビです。
私の作品に出てくるメイド産業のバックにはこの二人がいると思ってくださって間違いありません。
メイド協会とか、メイド喫茶のチェーン店「ドミネ」とか。
ってか、「ドミネ」、どんだけ店舗拡大してんだ。
伝説のメイド、三種の神器
プロットにはあったんですが、本文には出てこなかったのがこの設定。
作中ではカチューシャのみが登場しますけど、実際はこれにエプロンドレスとグローブが加わります。これらすべてを揃えたメイドはうんたらかんたら、という伝説があるとかないとか。
キャットの一族の悲願は、これを揃えることと思われます。
以上、ざっと思いつく範囲で書いてみました。
まあ、細かい点は気にしないで、「おバカな話だなぁ」なんて思いながら読んでいただけると幸いです。
少なくとも私は「これ、おバカな話だなぁ」なんて思いながら、楽しく書かせていただきました。
なんだかんだでいつも楽しく書いてますけどね。
みなさんにとってもそうであると嬉しいです。
ページの関係で全然書き切れなくていまだにもやもやしてるのがここ。
序盤で芽衣が「今年はどこに行くの?」と聞いてますが、これについての説明というか、言い訳をしておきます。
書き手が作品以外でこういう説明するのは負けなんでしょうが、毎度やってるから今さらですね。
耕助は探偵の、芽衣は怪盗の家の三代目として生まれ育ちました。
そのため、夏休みなどの長期休暇になるとそれぞれの家で合宿のようなかたちであれこれ仕込まれたわけです。もちろん、芽衣のほうが肉体的には厳しいものだったはず。
二人が成長すると、それぞれの自主トレに任されるようになります。
耕助の場合はある程度諦められた(祖父や父とは探偵としてのタイプが異なるため)こともあり放置された、というのが近いですかね。最近はもっぱら、芽衣への付き添いが主な目的になってたようです。
一方の芽衣はすでに怪盗見習いとしてデビューしていて、あとは実戦での経験を積む段階に入っています。だから合宿中は基礎的なトレーニングに重点を置くようになりました。
山などでさぞかしキツい修業をしていたと思われます。
また、生まれたときから三代目として家業を継ぐことを期待されているという似た境遇の者同士、色々と愚痴をこぼし合ったりしたことでしょう。
無論、それだけではなかったでしょうけどね。どっちも下心満載だったはず。
鮎川・海藤両家の関係について
実は互いの正体について気づいてた、という設定も考えました。結構ぎりぎりまで悩みました。
でも、やっぱり知らないままのほうが面白いよね、ということであの形に。
多分、耕助の祖父と父は今も好敵手がお隣さんだとは気づいてないと思います。
もしかしたら「お隣さんのお尻、キャットに似てるなぁ」くらいは考えたかもしれませんが、きっとそのたびに自分の奧さんに叱られたでしょうしね。
ちなみに耕助の祖父と父はいまだに女癖が悪いです。
探偵としての耕助
作中、何度か語ってますが、彼は「謎が解ければ満足。法律なんて関係ない。自分の望むような結末のためなら手段は選ばない」探偵です。
これは小学生の頃からずっとミステリを読み続けてきた私の理想の探偵像でもあります。
この点に関しては異論反論一切受け付けませんのであしからず(笑)。
耕助の探偵としての能力は凡人以下にする、という考えもあったんですが(幸運と芽衣の助力だけで全部解決する、なんてイメージ)、さすがにそれはいかがなものかと思ってやめました。
これから場数を重ねていけば、パートナーの力も込みで、結構活躍するんじゃないでしょーか。
天才型ではなく、秀才型、ですかね。
芽衣にはあの能力はあるの?
「トリプル押しかけ許嫁」に出てきた海藤理華と同じく、芽衣の一族も特殊な力を持ってます。だからこそのあの人並み外れた身体能力なのかもしれません。
ただし、あそこまで極端なものではないので、理華みたいな「反動」はそれほど強くないと思います。血も薄まってるでしょうからね。
もし、本当に追い詰められたらあるいは芽衣に隠された真の力が覚醒するかもしれません(笑)。
あと、海藤家は代々お婿さんをとってます。
今作で書きたかったこと
若くて筋肉いっぱいで元気で代謝が激しいと体温高いし汗もいっぱいかくよね、汗っかきの女の子って可愛いよね、おっぱいもいいけどお尻も素敵よね、というのがテーマではありました。
まぁ、代謝云々に関してはコスチュームがあそこまで露出度高いことへの言い訳って側面も強いんですが。
お尻に関しては意識しましたし、イラストもそこらへんは強調してもらえたおかげで素敵なものになってるかと。
だけど、おっぱいや腋への愛も忘れちゃいませんぜ。ぐへへへ。
「月刊メイド」について
作中で芽衣が言及してますが、これは過去作でも出てきましたね。
メイドの、メイドによる、メイドのためのメイド雑誌。果たして発行部数はいかほどなのか。こんなニッチな雑誌作ってペイできるのか。どんな読者が買ってるのか。
謎は深まるばかりでございます。
言うまでもなく、バックにいるのは由佳里さんと紗耶子さんのコンビです。
私の作品に出てくるメイド産業のバックにはこの二人がいると思ってくださって間違いありません。
メイド協会とか、メイド喫茶のチェーン店「ドミネ」とか。
ってか、「ドミネ」、どんだけ店舗拡大してんだ。
伝説のメイド、三種の神器
プロットにはあったんですが、本文には出てこなかったのがこの設定。
作中ではカチューシャのみが登場しますけど、実際はこれにエプロンドレスとグローブが加わります。これらすべてを揃えたメイドはうんたらかんたら、という伝説があるとかないとか。
キャットの一族の悲願は、これを揃えることと思われます。
以上、ざっと思いつく範囲で書いてみました。
まあ、細かい点は気にしないで、「おバカな話だなぁ」なんて思いながら読んでいただけると幸いです。
少なくとも私は「これ、おバカな話だなぁ」なんて思いながら、楽しく書かせていただきました。
なんだかんだでいつも楽しく書いてますけどね。
みなさんにとってもそうであると嬉しいです。
美少女文庫 最高売上コンビ …なんですね(笑)。