うちの同人サークル「青橋商店」で過去に発行した同人誌のうち、在庫がなくなってるもののいくつかを電子化する計画があります。今のところ、フランス書院の公式サイトからの販売を予定。ってかいいのかフランス書院。だが掛け率については妥協しないぞ(笑)。

 一番の問題は価格。すっげー悩んでます。
 うちの同人誌、基本的には2つのパターンで、

A:カラーカバー付き、モノクロイラスト3枚前後、128〜144ページ程度、会場価格800円、委託価格1000円
B:カバーなし、イラストなし、80ページ程度、会場価格500円、委託価格700円

 となってます。
 これに、ページ数とかイラストとの絡み、要するに製作コストによって多少上乗せされるわけです。
 高いと思われるでしょうが、下手すると1回のイベントで経費が100万くらいになったりするんで、ご容赦ください。マジで際どいラインです。

 さて、これを電子化する場合の価格をどうするかが問題です。
 基本的には会場頒布価格である800円と500円より高くはしないつもりです。
 ぶっちゃけた話すると、もうどの作品もおかげさまで経費は回収できてますので(去年の冬コミ作品はまだ6桁の赤字)、下げようと思えば下げられます。
 ただ、あんまり下げたくはないんですよね。安さで勝負するのは正直、好きじゃないので。値段勝負は最後の最後だと考えてます。

 その一方で、商業作品と比べて高いな、という感覚もなくはないわけで、悩みます。
 Aを500円、Bを300円……が妥当なラインでしょうか。それとも値下げはしないか……うーん。

 ちなみに、紙と違って経費かからないんだから安くしろ、というのはなしです。実は電子書籍って色々とお金かかるんで、イメージほど安くはできないんです。そもそも、ほとんど売れないだろうって予測してますから。

 あ、そうそう、電子化する作品は在庫がないもののみです。在庫があるうちは電子化しない予定。
 イラストさんにも許可とらないといけませんね。一応、依頼するときに「電子化するかもー」とは言ったような気がしますけど。

 価格について、あるいは作品についてのご要望、お待ちしております。
 コメントでもメールでもメッセージでも拍手コメントでも、どれでもオッケーです。

(追記)
 電子化するにあたり、若干の改稿はするかもしれません。