表紙狐巫女の嫁入り(18禁)
青橋由高(著)・稍日向(イラスト)
青橋商店

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隠れオタクとして人畜無害な好青年を演じてきた公務員・湊が念願のマイホームを建てたのは、かつては山だった過疎の土地。
「ホームシアターでがんがんアニメ観まくるぜ!」
ところが地下室を作るために掘ってみると謎の祠が。
「儂はナル。かつてこの一帯を守護していた妖狐じゃ」
ある日、その祠から狐の耳と尻尾を生やした巫女さんが現れて平穏な生活は一変。
「膝枕をするのじゃ。耳掻きをするのじゃ。尻尾のお手入れをするのじゃ」
黄金色の尻尾をもふもふしつつ、だらだらイチャイチャしながらまったり二人暮らし。
そんなとき、湊にお見合いの話が持ち込まれて……?

 青橋商店23冊目の同人誌。2014年の冬コミにて頒布予定。
 128ページ、モノクロイラスト4枚(うち2枚はハーフサイズ)。

 元ネタのない非NTR系オリジナル同人誌はずいぶんと久々なんですね、調べてみたら。しょっちゅう書いてるような気がしてたんですが。
 人外ヒロインやりたいなーとはずっと思ってて、でも商業だとなかなかチャンスがないから、だったら同人でやったれ、というのが書いた動機です。
 さらに言えば、尻尾をもふもふしたかったのです。耳をなでくり回したかったのです……!

 当初考えてたのは座敷童だったんですが、商業同人含めてもう2回書いてるしなー、ということで、狐っ娘をチョイス。
 なぜ狐かと問われたら、尻尾がもふれそうだったから、と答えましょう。そんだけ。
 なぜ巫女かと問われたら、イラストが稍さんだったから、と答えましょう。そんだけ……じゃないですが(笑)。なんとなく狐と巫女って相性よさげに感じたからです。ヴィジュアル的にも今回のストーリー的にも。

 内容は、いつもの青橋パターン。書いてて「あー、またこの流れかー。でも好きだからこれで押し切る!」という感じでした。だって好きなんだもん。ワンパターン大好き。

 設定的にはもっとあれこれやりたかったものの、ページと時間と気力と体力の制限もあり、中編というよりは短編にちょっと肉付けをしたイメージです、書いた当人からすると。
 途中、ページ増やそうかとも考えましたが、ただでさえだらだらしてるのがさらに間延びしちゃうかな、と断念。ちょっと長めの短編って意識で書きました。

 作中に出てくる座敷童ってのはもちろん、「ここは妖怪メイドアパート」に出てくるあのダメヒロインです。

 また、主人公には同じ趣味(オーディオ&ヴィジュアルのほうのAVね)を持つ知人がいる、という描写があります。この中には「年上メイドの新婚日記」の主人公の父親も含まれてますが、これ、どっかで書いた特典ペーパーのSS読んでないとわからないですよね……。完璧に自己満足のお遊びリンクです。

 以下、稍さんのイメージラフカットと、本文のサンプルです。
 ただしサンプルはかなり圧縮したものなので画質はイマイチです。あしからず。

Scan-01イメージラフその1
Scan-02イメージラフその2
Scan-03イメージラフその3

 このラフを見ながら本文を書きました。かなり影響されてます。
 本当はもっとこういう日常シーンをみっちり詰めたかったんですよねー。

サンプル1サンプルその1
サンプル2サンプルその2
今回初採用のハーフイラスト方式

 そして表紙のボツ案。全部捨てがたかったんですが。

表紙案1ボツその1
一般作品っぽくて個人的には凄く好きです
表紙案2ボツその2
最後まで悩んだのがこれ。尻尾がイイですよね……!