あなたの声が聴きたくて
青橋由高
株式会社綜合図書
2015-07-15


 特選小説での14作目。

 原稿用紙40枚程度の短編ですと、あまり凝ったことができません、私程度の技量の場合。
 そのくせ凝ったことを、あるいは妙なものを書きたがるのが私というダメ人間。
 結果、おかしな設定に走るケースが多くなります。フェチものとか、歳の差カップルとか、変化球ばっかりです。ま、長編もそんなんばっかですが。

 で、今回選んだのは、以前からやろうやろうと思っていた声ネタ。
 いくつかのパターンを考えてましたけど、その中の一つ、「自分の声にコンプレックスがある大人の女性」ネタをチョイス。
 本当は自分の可愛い名前も似合わないと気にしてる、という設定もあったんですが(ちなみにヒロインの名前は「千代」。可愛いでしょ?)、毎度毎度のことでページが足りなくて断念。おおぅ、学習しねえな私。

 掲載誌の発売が年末年始なので、そこらへんも意識して書きました。あんまり意味なかった気もしますけど。

 プロットの段階でぎりぎりまで悩んだのが、主人公とヒロインを逆の設定にしたバージョン。むしろこっちのほうが元々のネタだったような。いずれ書くかもしれません。早ければ次回(笑)。いや、まだ編集部からオファー来てませんが。

 主人公の名字がアレなのはもちろん、FAで移籍したからです。