これは恋のはなし(11) <完> (KCx ARIA)
チカ
講談社
公式サイトはこちら(サンプルあり)


 21歳の歳の差カップルラブストーリー、ついに完結。

 保護者の立場だったはずのおっさんと、娘・家族のような存在だったはずの少女という構図は、「うさぎドロップ」とよく似ています。

うさぎドロップ (1) (FC (380))
宇仁田 ゆみ
祥伝社
2006-05-19


 途中、ヒロイン(?)が成長してからの二部構成になるところも一緒ですが、これはストーリーの展開上似るのは当然な気はします。
 そもそもこの2作品、読んでるときの印象がまるで違います。絵柄の違いもあるんでしょうが、もう、そもそも狙ってるところが異なってます。

 表面的な差異で言うと、主人公の人生スキルの高低によるものと思われます。ぶっちゃけると。
 どっちがヘタレかは、まあ、言うまでもないですね、こちらのイケメンヘタレ先生様でございましょう。

 このヘタレ先生、もう、なかなか成長してくれませんが(成長してるけど遅いよ!)、さすがに最終巻、ようやく見せ場がやって来ます。あとでオチが待ってますが。

 それでも、11巻続いた歳の差ラブストーリー、見事にハッピーエンドで終わってくれました。だろうとはわかっていても、やっぱりほっとしますね。
 なにがよかったって、後日談で(ここでまた一気に時間が飛びます)、読者が読みたいと欲してるであろう各キャラの未来がきっちりと、本当に全部描かれてる点が個人的には非常に嬉しかったのです。
 ああ、ここまできちんと登場人物を幸せに描いてくれたんだと。この作品買い続けて、読み続けてよかったなーと。

 カバー裏にもちゃんと綺麗なオチがありますが、これは本編を全部読み終えてからめくってみてくださいね。

 未読の方は1巻からどうぞ。