通常サイズここは妖怪メイドアパート
青橋由高(著)・有末つかさ(イラスト)
美少女文庫

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「あたしたちのご主人様になって」
座敷童の八千代、吸血鬼のダナ、猫憑きの久遠――祖母が遺してくれたアパートは妖怪メイド付き!?
千年処女おねえさんと初体験
銀髪クールな吸血鬼が咬み咬みご奉仕
ツンツンお嬢様は猫憑きデレ
4P競争でめくるめく、トリプルメイドハーレム荘!

その1から続く)

 今作は352ページと、過去最高タイのヴォリュームになりました。
 分厚くなっちゃうし値段も上がっちゃうしで本当に申し訳ないと思ってます。多分、一番怒ってるのは編集部です。ごめんなさい。本来、美少女文庫って256〜272ページくらいが適性分量なんですよ。
 だからイラストとか目次なんかを抜くと、正味240ページ程度が目安。
 私だってわかってます。本当にわかってるんです。さすがに256は無理にせよ、288くらいにしようとは思ってるんです。マジで。嘘じゃなくて。

「全5章だから、1章60ページくらいを目処にすればなんとかなるな、うん」
 なんて考えながら書いてます。今回も。
 なのに初稿テキストを見ると第1章で80ページあります。
「ヤバい、これはなんとかセーブしないと地獄が待ってる!」
 賢明な私は序盤の時点でそう悟りまして、色々と書きたいのを我慢してシンプルに、短く、簡素にまとめようと努めました。
 しかし、初稿が終わったときのページ数は401。伊401ですよ。しおいちゃんですよ。イオナちゃんですよ。
 いいですか、イラストも目次も奥付もない状態でこれですよ。
 ちなみに400字原稿用紙換算だと545枚。
 バカです。大バカです、この作者。

 今までも初稿でこれくらい書いちゃったことは何度かありますけど、それらはまだ削れる部分が残ってました。それに対して今作は序盤からページ足りないってわかってたから、明らかにカットできるところが少ないんです。
 正直に言いまして、今度ばかりは無理だと思いました。〆切までの時間的猶予も少なかったし。

 エロシーンを削るのは私の中では絶対にNGだから、他のところでどうにかせねばなりません。
 どこをどんなふうに削ったのか、書き直したのかは面倒だしもう忘れてるから流しますけども、かなり絶望的な戦いであったとは記しておきます。本当に大変だったんですよ……。

 読者からすると、なんだよ、あそこらへん削ればいいだろ、と思われる場所が残ってるかもしれません。しかしそれは私が本当に書きたかった箇所です。そういうシーンは極力残しました。

 ツンデレ猫憑きヒロイン・久遠とのエピソードがいくつかカットになったのは残念ですけど、まあ、許してもらいましょう。ダナのシーンもちまちまと削られてますしねぇ。
 八千代も、本編とは関係ないシーンがカットされてますが、ここは近日中に書き下ろしてブログで公開予定です。

 そうそう、本当はプロローグは全然別のものを予定してたんですよね。最終版のプロローグは初稿では第1章の中盤にあったものです。エピローグと対になるプロローグが好きだからそれを計画してましたが、なんやかやであーなりました。
 プロローグで複数ヒロインの説明を済ませちゃうのは過去にもやったことがある、私の得意な横着テクニックです。説明的だなぁとは、自分でもわかってるんですけども。

(その3に続く)