
青橋由高(著)・みさくらなんこつ(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
「可愛すぎるぞ!」「大好きですわカナくん」
左右から巨乳で挟まれて、耳をはむはむ、ほっぺへChuChu!
和奏と綾華は姉神の依り代に選ばれるほど超絶ブラコン!
凛々しい剣道姉とエロエロ変態姉に弟は甘やかされて搾られて……
いちゃ2混浴、3P部活、黒と白が織りなすWウェディング!
(その1から続く)
私は毎回、大筋の流れだけ決めて(さすがにこの軸はまず変更しません)、あとは書きながら考えるというかキャラが動くのに任せるスタイルです。プロットの時点で思いつかなかったアイディアを盛り込めるというメリットがある一方、整合性を整えるのに苦労するデメリットも。
今回はそのデメリットが発現する以前の段階で苦戦しました。つまり、キャラがなかなか確定しなかったのです。
私の場合、キャラが中心となるので、ここがしっかりしないとどうしてもストーリーがふらふらします。だからなかなか執筆が進まず、進行も遅れまくってました。
いや、もちろんだいたいのキャラは決まってたんです。そこは脱稿するまで変わりませんでしたが、ディテールで悩みまくってて大変でした。
具体的には和奏と綾華の口調とか、互いの力関係とか、この二人の差別化とかです。この他、主人公である弟の叶の性格もいくらか悩みましたね。
最終稿までに3回くらい序盤は書き直したと思います。
この作品の中心となる設定、姉神様については当初から最後まで全然ブレませんでした。姉神様を登場させるかは作業のかなり終盤で決めましたけども。
そうそう、姉神様の弟である太助は一部書店さんなどで配布されている特典ペーパーで初登場しております。本編に出番がなかったのは、ページに余裕がなかったからです……。ごめん。
私の書くお姉ちゃん作品だと大抵、どのヒロインも超絶ブラコンでかなりアレな連中ばかりですけど、今回は意図的に「ブラコンだけど一応最低限の常識はある」キャラを目指しました。目指したつもりですが、成功したかはちょっと不安です……。
黒の姫・白の姫というアイディアは担当さんのものです。表紙や口絵でコントラストあると見栄えがいいし、キャラの特徴付けにいいだろうってことで採用。
……あれ、このアイディア、もしかしたらみさくらさんサイドからでしたっけ?
どっちにしろ、私のアイディアではありません。
改造制服の辺りの設定、お気に入りだったりします。エロ可愛いし!
みさくらなんこつさんがイラストだからフタナリネタあるのでは、と予測した方が大勢いたようですが、今回はやっておりません、とネタバレ。代わりに**ネタはやりました。みさくら語はほら、その、私は元々やってるようなもんですし?
この他、細々としたネタについての解説はその3にて。
特典ペーパーを先に読んでいたので太助が本編に出てこなくてちょっとだけ残念でしたが…美術部部長やらのりのいい町の重役やら隙がなくて本当に楽しみました!特に姉神様はそれだけで単独で読みたくなりました!
今回のヒロインはたしかに最低限の常識はあると思うのですが…現在ヒッチコック監督の「めまい」の原作小説を読んでいるのですが、生まれ変わりだとか何だとかヒロインが不可思議な行動をしているのに地味に感じたりして、少し基準や感覚がまひしているのではないかとふっと思ってしまいました…少なくとも昔映画版をみたときは神秘的に感じていたのですが(汗)