ちらほらと新刊の感想をいただいてます。ありがとうございます。
 メールやコメント、メッセージで届いた感想、本当にありがたいです。私は単純な人間なので、お世辞でもいいので褒められると本当にやる気出ます。
 もちろん批判もありますけどね。そこらへんはオブラートに包んでくれるとなお嬉しいです、ヘタレなので、私。

 ……いいですか、今、露骨に感想要求してるんですよ、ここ(笑)。

 さて、こっからが本題。今回のテーマは「サイレントマジョリティ」。

 仮に1万人の実読者(部数じゃないです、実際に売れた数です)がいたとします。でも感想を作者に送ったりネットで発表する人は、100人くらいでしょう。いや、ここらへんの数字はアバウトですんで、深く突っ込まないでください。あくまでも私の推測。ジャンルなどによっても比率変わりそうですし。
 ま、要するに、大半の読者はサイレントマジョリティですよね、という話です。
 もう9割以上の方は物言わぬ読者なのです。私の場合だと多分99%くらい? もっとかな?

 つまり、大多数の方はなにも意見を発せずに本を買ったり、買うのをやめたりするわけです。
 これは怖いです。だって、私の立場からするとその理由がわからないんですから。
 結局、売れ行きの数字を見て、こっちで推測する他はないのです。このネタはあんまり求められてないのかな、こっちのネタはみんな好きなのかな、とか。
 それだって正しいという保証はありません。セールスには色々な要素が絡むので。

 んで、早くも結論。

 最終的には「自分(たち)が面白いと思うものはきっと多くの読者も面白いと感じてくれるんじゃないかしら?」と信じて書き続けるしかないんでしょうね、多分。

 もちろん、最新作「お姉ちゃんには逆らえない!」も、自分では面白いと思って書きました……と、いつものように宣伝で締めくくる私なのでした。

通常サイズお姉ちゃんには逆らえない!
青橋由高(著)・みさくらなんこつ(イラスト)
美少女文庫