特選小説では7作目の短編。
この号のテーマは「美熟女との出会い」。春発売らしいお題で、比較的書きやすいものだと思います。……思ってました、依頼を請けたときはっ。
実際に作業に取りかかると、すっげー難産でした。
いえね、テーマが難しいとかではなくて、昨年後半からずっと走りっぱなしで精神的に消耗してたせいか、全然アイディア浮かばなかったんですよ。正直に言うと、これ書いてる現在も同じ状態。むしろ悪化してます。
そんな中、どうにか捻り出したのが(いくつめのプロットだったかなぁ)、官能小説では定番とも言える「マンションの管理人とその住人」ネタ。
元々、いつかはやってみたいなーと考えてはいたのです。黒本でも提案したことありますしね。却下されたけど。
長編用のネタを短編用にリファインして書く予定でしたが、想定よりもこれが難しく、三度ほどやり直しました。
本当はもっと短編らしいキレを表現したかったんですよねー。なんかぐだぐだというか、おバカな展開になっちゃいましたけど。
序盤のネタ振りと後半の展開、ラストの落ちをかっちりハマらせようというのが目論見でしたが、うまくいったかは不明。
アンケートの結果が芳しくなかったら、次はもうちょっと普通の路線に戻します(笑)。
ただ、まあ、元々私はこの雑誌の中では完璧にイロモノ担当ですけどねえ。うふふふふ。
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邪法も極めれば立派な方術
過去の成功した異端者が証明済み