「機動戦士ガンダムUC」 福井晴敏

機動戦士ガンダムUC(1) ユニコーンの日(上) (角川スニーカー文庫)
著者：福井 晴敏
販売元：角川書店(角川グループパブリッシング)
(2010-02-01)
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　ちまちま読んではいたのですけど、ちょうどこないだ出たアニメ版から先は知らなかったので、我慢できずにラストまで一気に制覇。
　終盤の畳みかけるような圧倒的なパワーは圧巻の一言。言葉の一つ一つが強いです。吟味されたのがわかる文章が脳に刺さります。

　ネタバレになるから詳細は一切書きませんが、最後まで極上のエンターテイメント作品でありました。
　アニメ版が楽しみでなりません。

　あ、でもこれ、「ガンダム」シリーズ知ってるって前提の評価ですので注意。宇宙世紀作品を知ってると実に楽しいです。知らないと厳しいような。

　アニメ版、また最初から見ようかなぁ。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 1 [Blu-ray]
出演：内山昂輝
販売元：バンダイビジュアル
(2010-03-12)
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Comments

[エクストラ]

前作｢重力の井戸の底｣
今作｢黒いユニコーン｣
どちらも、見応えありましたね
前作はスタッフの暴走とも言える旧＆マニアックMSの数々
今作は、悪魔のようなバンシィと、狂気に取り付かれたリディ君

また｢ミネバ･ラオ･ザビである!道を開けよ!｣のシーンとか
｢私の…マスターは…｣とか
ああいった心情描写も素晴らしい


福井さんは、終戦のローレライや亡国のイージス、真夏のオリオンなど、時代考証に重ねた小説が非常にお上手な方ですが、ガチSFも素晴らしいですよね

バラバラにされたΔ+が、多少不憫ではありましたが、Ep6&7に期待高まる、いい映像作品だと思います
初代を知らない、見た事無い新ガンファンに、ぜひ見せたい作品ですね

[試される大地]

『UC』のおかげで『ZZ』が再評価されたって声も聞きますよねー。

『UC』版ドライセンのカッコ良さはマジ半端ない。

[青橋由高]

＞エクストラさん
原作から平均的に抽出するのではなく、メリハリつけて作ってますが、そこらへんのセンスが秀逸だと思います。
4巻はMS戦以外のところを描いて欲しかった気もするんですけど、原作のあそこらへんは映像化すると微妙だからしかたない、かも。
私は小説から入っちゃったんで、ファースト知らない人がアニメ見てどれくらい楽しめるかちょっと気になるところ。

＞試される大地さん
ドライセンが好きな知人いますが、大興奮しておりました(笑)。