お姉ちゃんのムコになれ!
青橋由高(著)・悠樹真琴(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
第一稿のプロローグ&第一章はこちら
ボツシーンその1はこちら、その2はこちら
オータムリーフさんでの特典はこちら
2011年6月発売。通算30冊目の単行本。
前作が妹モノで単独ヒロインだったから、というオイそれでいいのかゴラというレベルの流れで「お姉ちゃん3人ね」と決まった企画です(注)。
初コンビとなる悠樹真琴さんの作品を担当さんと見て、制服の女の子が可愛いな、と意見が一致したのでメインの舞台を学園にすることも比較的早い段階で決定。
ただここで悩んだのが、お姉ちゃんズの年齢構成。
三女が学生なのは確定としても、長女と次女をどうするかが最初の難関でした。
3人とも学生にしようとか、逆に全員先生とか、長女が先生で次女と三女が生徒で、などなど、結構悩みました。
結局、かなり無難な形になりましたね。
かなり特殊な家族構成(4人姉弟の全員、母が違う、主人公は父も違う)にしたのは、外見がバラバラのほうがインパクトあるし、面白くなるかなぁ、という理由です。
先日公開した第一稿版の序盤ではここらへんが微妙に変更されてますが、これは設定が複雑になってページが足りなくなったためです。あと、シンプルな方がいいかな、という考えもありました。
当初はお姉ちゃんズのパパ、カッコイイおじさまだったんだけど、気付いたらあんなことに(笑)。
主人公であるシスコン弟の龍之介は、最初はここまで手遅れ感はありませんでした。が、書き進むうちにだんだんあんなふうに残念な少年に……。作中に何回「シスコン」という単語が出てくるか、怖くて数えられません。
一番最初のプロットでは、
・家事をやらない娘たちに父が「このままじゃお嫁さんになれないぞ」と諭す
・ブラコンの姉ズ、「お嫁さんに行かなければずっと弟の側にいられる、よしダメな女になる!」
・シスコン弟、「僕が家事を全部やればお姉ちゃんたちはお嫁さんに行かないで済む、よし頑張る!」
という流れでございましたが、これまた気付けばうやむやに……!
ブログやらTwitterで散々愚痴ったり弱音を吐きまくっておりましたとおり、今回は過去最高レベルのページ超過に苦しみました。
テキストを保存してありますが、第一稿ではぴったり400ページでした。つまり100ページ超過。400ページから100ページ削れと。25%削減しろと。
まあね、それでもね、心の中では「お嬢様フォーシーズンズ」みたいに340ページならオッケーだろうという勝算もありました。
近日公開予定の次女・希望のむだ毛しょりしょりシーンのカットは早い段階で決めてましたので、ここでがっつり削れるな、序盤もだらだら長いからさくっとまとめよう、そうすれば60ページ程度の削減はなんとかなるべ、という目算でした。
けれど、これはどこぞの電力会社並に甘い、劇甘な見通しであることを私はすぐに知るのです……。
(その2に続く)
(注)
こういうこと書くと100%本気にしちゃう人がいるので念のため補足しておきますが、多少は別の理由もありますよ、そりゃ(^^; なんで2人や4人じゃないのか、という点にももちろんわけはあります。ここには書けませんが(笑)。
青橋由高(著)・悠樹真琴(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
第一稿のプロローグ&第一章はこちら
ボツシーンその1はこちら、その2はこちら
オータムリーフさんでの特典はこちら
沙月「弟くんナシじゃ生きられないよ」
希望「お前は私の婿になるんだからな」
流音「とーぜん、私を選ぶんでしょ!」
甘えん坊ダメ長姉に、女教師のクール次姉、金髪ツンツン末姉まで逆求婚!
巨乳で水着で黒ストで、夢のような誘惑バトル&ダダ甘ハーレム
選べないなら、3人まとめてお嫁になさい!
2011年6月発売。通算30冊目の単行本。
前作が妹モノで単独ヒロインだったから、というオイそれでいいのかゴラというレベルの流れで「お姉ちゃん3人ね」と決まった企画です(注)。
初コンビとなる悠樹真琴さんの作品を担当さんと見て、制服の女の子が可愛いな、と意見が一致したのでメインの舞台を学園にすることも比較的早い段階で決定。
ただここで悩んだのが、お姉ちゃんズの年齢構成。
三女が学生なのは確定としても、長女と次女をどうするかが最初の難関でした。
3人とも学生にしようとか、逆に全員先生とか、長女が先生で次女と三女が生徒で、などなど、結構悩みました。
結局、かなり無難な形になりましたね。
かなり特殊な家族構成(4人姉弟の全員、母が違う、主人公は父も違う)にしたのは、外見がバラバラのほうがインパクトあるし、面白くなるかなぁ、という理由です。
先日公開した第一稿版の序盤ではここらへんが微妙に変更されてますが、これは設定が複雑になってページが足りなくなったためです。あと、シンプルな方がいいかな、という考えもありました。
当初はお姉ちゃんズのパパ、カッコイイおじさまだったんだけど、気付いたらあんなことに(笑)。
主人公であるシスコン弟の龍之介は、最初はここまで手遅れ感はありませんでした。が、書き進むうちにだんだんあんなふうに残念な少年に……。作中に何回「シスコン」という単語が出てくるか、怖くて数えられません。
一番最初のプロットでは、
・家事をやらない娘たちに父が「このままじゃお嫁さんになれないぞ」と諭す
・ブラコンの姉ズ、「お嫁さんに行かなければずっと弟の側にいられる、よしダメな女になる!」
・シスコン弟、「僕が家事を全部やればお姉ちゃんたちはお嫁さんに行かないで済む、よし頑張る!」
という流れでございましたが、これまた気付けばうやむやに……!
ブログやらTwitterで散々愚痴ったり弱音を吐きまくっておりましたとおり、今回は過去最高レベルのページ超過に苦しみました。
テキストを保存してありますが、第一稿ではぴったり400ページでした。つまり100ページ超過。400ページから100ページ削れと。25%削減しろと。
まあね、それでもね、心の中では「お嬢様フォーシーズンズ」みたいに340ページならオッケーだろうという勝算もありました。
近日公開予定の次女・希望のむだ毛しょりしょりシーンのカットは早い段階で決めてましたので、ここでがっつり削れるな、序盤もだらだら長いからさくっとまとめよう、そうすれば60ページ程度の削減はなんとかなるべ、という目算でした。
けれど、これはどこぞの電力会社並に甘い、劇甘な見通しであることを私はすぐに知るのです……。
(その2に続く)
(注)
こういうこと書くと100%本気にしちゃう人がいるので念のため補足しておきますが、多少は別の理由もありますよ、そりゃ(^^; なんで2人や4人じゃないのか、という点にももちろんわけはあります。ここには書けませんが(笑)。
コメント
コメント一覧
「文庫でちまちま書いてられっかー!新書で字も1サイズ小さくすれば何とか・・・!?」
って事で新レーベルとして「美少女新書」の企画を立ち上げてみてはどうでしょうか?(マテ)
京は沙月お姉ちゃんが一番好きです。あのダメ人間っぷりと甘える声がたまりません!www
新書は色々と厳しくなるんで……(^^;
>京 司さん
ありがとうございますっ。
沙月はあのダメっぷりが書いてて楽しかったです!