_SL160_特選小説 2011年4月号
綜合図書

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 昨年の夏、橘真児センセーに誘われてサンスポの官能小説講座に顔を出したことがありました
 このとき、二次会(こっちが本番という説も多数あり)で同じテーブルに「特選小説」の編集さんがいらっしゃったのです。ってか、目の前に。
 んで、隣でディープなネタを展開する橘さんたちを横目に、我々は結構真面目にエロ小説について語ってたわけです。
「ウチで書きますか」
 と言われたので、
「はっはっは、これが社交辞令というやつだな」
 などと内心思いつつ、
「機会がありましたら是非」
 そう答えた私でした。

 そしたら……マジで依頼してきましたよ、この編集さん!
 しかも、たまたまスケジュール的に空いてたタイミングで!

 ありがたいことにフランス書院以外からもたまに依頼をいただくんですが、いつもスケジュールの折り合いが悪く、なかなか請けられないことが続いてました。が、今回は時間的にも分量的にもやれそうだったので、
「やります!」
 とお返事しました。
 ちゃんと美少女文庫の担当さんにも「特選小説さんの短編やります」と伝える律儀&ヘタレな私。

 短編の内容に関してはほぼ自由だったので、がっつり寝取られやろうかな、と考えてましたが、読者層的にあまり歓迎されないそうなので断念。
 でも、このときの私の気分は「なんかNTRやりたいなー」状態だったので、そこらへんのテイストを加味してああいう話にしました。

 今回のネタは以前から持ってたものですが、実際に書き始めるとすぐに後悔しました。だって、明らかにページが足りないんですもん。中編〜長編向きだったかなぁと思いつつ、できるだけコンパクトに、でも当初の狙いから外れないように試行錯誤して仕上げたつもりです。
 いつかこの題材を長編にリメイクしたいと目論んでますが、いかがでしょーか、フランス書院文庫の編集さん?(笑)

 なお、タイトルや冒頭部からすると思い切り鬼畜系ですが、私の中では(一応)純愛系として書きました。
 実験的な意味合いもあったので、みなさんがどんな感想を抱くか、期待と不安が半々です。

 そうそう、この短編、〆切を数日勘違いしてて、すっげー慌てた記憶があります……。


 めっちゃ余談ですけど、主人公の恩田隆仁っておっさん、

引きこもりじゃないもん!サムネイル引きこもりじゃないもん!〜ダメ座敷童との暮らし方(18禁)
青橋由高(著)・ポチ加藤(イラスト)
青橋商店

 これの主人公である恩田孝次の親戚です。
 「引きこもり」のほうの解説でもちらっと書いてありますが、色々複雑な裏設定があったんですよ、ええ。
 今後使うことはないと思いますが(笑)。

 さらにもう一つ余談。
 原稿始めてから知ったのですが……この編集さん、編集長様でした……!