506号室506号室【淫檻】 人妻とふたりの娘
御堂乱
フランス書院文庫
午後の静寂を破るチャイムが悲劇の始まりだった!
力ずくで隣家の娘たちの貞節を奪った悪魔青年。
真の標的は誰もがうらやむ美貌を持つ母・佳代!
「あそこが締めつけるよ」「違う、体が勝手に……」 
美肛に突き刺さる怒張、突かれるたびに揺れる乳……
506号室――そこは貞淑な女を淫獣に変える密室!

 細かい設定も前フリもなく、いきなり本編突入! 最初から主人公の鬼畜男、全開です!
 まずは姉である気の強い空手美女を屈服させ、返す刀でヴァイオリンの似合う清純な妹まで襲うという速攻ぶりが凄いです。無駄ありません。けれど性急に感じさせないのが作家の腕でしょう。

 じわじわ責めていく作品もいいですが、電撃戦で堕とし、そこから激しすぎるエロをこれでもか、と展開するのもまたいいものです。
 主人公が手練れ過ぎて(笑)姉妹も母も次々と撃沈されていきますが、そのぶん、エロシーンの質・量が充実してます。

 っつーか極悪すぎる、この鬼畜主人公(笑)。

 ネタバレになるから書きませんけど、主人公のメインターゲットである姉妹の母で妖艶な人妻プリマドンナへの責めが凄まじいです。
 おいおい、そこまでやるかと!

 だがエロい。エロス。


 私のお気に入りは、妙に可愛い長女の千秋。なんか可愛いのよ、この娘。登場当初と堕とされてからのギャップがイイ!