おいしい人妻おいしい人妻
草凪優(著)
竹書房
真崎慶太は二十歳の童貞で、大学生活にも馴染めず鬱々とした日々を過ごしていた。気分を変えるため、近所のスーパーマーケットでバイトを始めるが、そこを選んだのは従業員が慶太の好きな年上美女揃いだったからだ。バイトにも慣れてきた頃、美形の人妻店員・吉沢志帆とひょんなことから淫らムードになり、筆下ろしをしてもらう。それをきっかけに、スーパーで働く魅惑の年上美女たちとの超刺激的な日々が始まって…。今旬の作家が放つ、どこまでもエロく、そしてちょっぴり切ない「性春官能ロマン」の傑作が登場!

 竹書房さんからいただきました。毎度ありがとうございます。

 あらすじだけ見ると「普通の一般官能小説」(悪い意味じゃないですよ?)なんですが、そこは草凪優さんが書くわけですから、中身は普通じゃないのです。
 主人公と関係を持つヒロイン(全員人妻)がとにかく魅力的で、しかも「え、こういうキャラ、アリ?」と読んでてびっくりするくらい個性的。

 バイト先のスーパーで知り合う3人の人妻たちはそれぞれ性的な特徴があるのですが(欠点と言えなくもない?)、これが男にとっては「心地よい重み」なんですよね。もちろん好みの問題もありますが、少なくとも私にとっては「アリ」でした。

 サディスティックだったり、エッチのときは甘えん坊になったり、変態だったりと、男を「ったく、しょーがねーなー」みたいな(でも嬉しい)気持ちにさせてくれるキャラばかりです。

 3人の人妻たちとの絡みだけでも充分面白いと思うのですが、秀逸なのは後半のメイン?ヒロインの叔母との展開です。
 この叔母もいい感じに特殊で、エロいです。しかも小説として面白い。ラストのまとめ方も綺麗で、さすが、という完成度。

 エロ表現は「チッ!」と思わず舌打ちしたくなるほど上手くて扇情的。
「お、この表現いいな」と何ヶ所か心のメモ帳にパクったのは秘密。

 青橋のイチオシは、叔母の和香子もしっとりとした色気がたまらんので好きなのですが、やっぱり甘えん坊涼子。めっちゃ可愛いです。