何年か前から愛用している親指シフトですけれど、今ではすっかり執筆に欠かせない要素となっています。
 親指シフト&キーボード(Realforce106)とATOK2009&辞書セット(国語・広辞苑・類語の3つ)、そして秀丸エディタ(縦書きモード)があれば、私は小説が書けます。逆に言えば、どれかが欠けると一気に効率が落ちますね。優先順位ならばATOKがトップですが(MS-IMEで小説書くのはただの拷問だと思います)、次点が親指シフト。ローマ字入力とはスピードが違いすぎますから。

 しかしこの親指シフト、実は地味な弱点があります。そう、その性質上、片手入力には向いてないのです。

 たまに電話をしながらキーボードを叩くことがあるのですけれど(主にネットで検索)、これが非常にやりづらいんです。親指含む10本の指を均等に使うよう設計されてるので、当たり前っちゃあ当たり前なんですがね。

 ま、そういうときはさくっとローマ字入力に切り替えて、ぱこぱこと一本指入力すればいいだけの話ではありますけれど。


 以上、忘れた頃に親指シフトの話を持ち出して布教活動する青橋でした。