自転車マンガといえば当然最高峰は「シャカリキ!」でしょうし、最近だと「オーバードライブ」というヒット作もあります。
他にも「バイキングス」なども存在しますが、この「弱虫ペダル」は一番人にオススメしやすい作品ですね。
オタクの主人公を始め、ライバルや先輩たちはみんな「いい人」です。クセはありますが、話を盛り上げるために無駄に敵を出したりお涙ちょうだいの展開を持ってくることは皆無。
ここらへんは「シャカリキ!」の曽田さんと共通ですね。青橋的にはめちゃくちゃ好感度高いです。神レベル。
自転車のことなんてなにも知らなくても、いやむしろ知らないほうが素直に楽しめるかもしれません。まあ、知っていれば知っていたなりのマニアックな楽しみもあるのですが! 機材とかね(主人公の坂道くんはいつBMCに乗るんだろう)!
人間ドラマやロードレースのマニアックさに偏りすぎることもなく、堂々と少年マンガの王道を歩み続けるこの作品が、私は大好きです。
本当に自転車とマンガが好きな人が描いて、本当に少年マンガを愛する人が編集してるんだろうなーと思ってます。
REDも凄いけど本誌も凄いぜチャンピオン! 色々な意味で!
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