54 「もう、投げなくていい」からの出発
黒木知宏
KKロングセラーズ

黒木知宏
愛称「ジョニー」でロッテファンならずとも多くの野球ファンに親しまれている。1994年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズ入団。1年目に5勝、2年目に8勝、3年目の1997年から5シーズン連続で二ケタ勝利をマーク。1998年には最多勝、最高勝率のタイトルを獲得。パリーグ、そして、球界を代表する投手となり日本代表としてシドニー五輪にも出場。2001年から怪我に悩まされ続けるも、2004年に執念の復帰を果たした。しかし、2007年10月戦力外通告を受け、惜しまれながらも同年12月に現役引退を発表。今後は「プレイボールプロジェクト」(子供達への野球教室開催や野球途上国での発展・普及活動など)を通して、自らを育ててくれた「野球」の更なる発展、普及活動に力を入れていく

 リアルタイムでずっと見続けてきたので、「ああ、あのときの舞台裏はこうなってたんだ」と色々な驚きがありました。
 個人的には、小宮山・園川・伊良部といったお気に入りの選手たちが「やっぱり凄いプロだったんだ」ということを改めて知って嬉しかったですね。
『一日24時間、仕事のことを考えられてこそプロ。』
 作中で紹介されている小宮山投手のこの言葉は、私の最も大切にしている言葉の一つです。

 この類の本って、正直微妙な出来のものも少なくないのですが、これはジョニーの生々しいエピソード(お金のこととか、他の選手・コーチのこととか)が多くて、読み物としても面白かったです。
 ま、野球ファン・マリーンズファン以外にはさすがにオススメしませんけれど 

 今年日本一になって、来年はジョニーが監督、そして小宮山兼任コーチを期待してる私です。初芝監督でも可。西村ヘッドは当然留任(私はこの方のファンでした)。