さようなら、お姉さま――
卒業式当日。二年生は、三年生の胸に薔薇をつけにいく。二年松組の祐巳は、三年松組の祥子の教室へ向かう。クラスが違うため、由乃は令に薔薇をつけられなくて…。同じ頃、校門には蓉子と聖の姿が!?
いよいよ「祐巳・祥子」編のラスト。
いや、実はこれが最後とは知らないで読んでたので、あとがきで知ってびっくりしました。
まあ、「花寺」もありますし、この後も番外編or別シリーズで続くとは思うのでそう寂しくはないですけどね。
ラストというよりは、総集編という感じの、綺麗にまとめられた一冊でした。読者へのサービス、みたいな。
あっさりとした終幕ですが、これが正真正銘の最終巻ってわけじゃないですから、これでよかったんだと思います。
瞳子の出番が少なかったのがちょっと残念。
次のシリーズはどの時代が舞台になるんでしょうね。
新一年生がヒロインになるのかな?
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そのときには祐巳が脇役化しそうなので、一旦シリーズを終わりにした面もあると解釈しています。
当面はアニメで楽しませてもらいます。録画しただけでまだ見てませんけど。