抱いて人妻抱いて人妻
草凪優
年上の人妻派遣OLと深夜のオフィスで!
ひょんなことから同じ団地の若妻と淫らなムードに!
かつての憧れの同級生が淫乱妻に変身していて―。
熟れ熟れの人妻とのとろけるようなアバンチュールを目指して奔走する三人の男たち。
今最も旬な作家が描く渾身の書き下ろし長編人妻ロマン。


 竹書房さんからいただきました。ありがとうございます。

 作者の草凪さんもご自身のブログで書かれてましたが、この本はいつもとはテイストがかなり異なります。
 草凪さんの特徴は読みやすいのに深みのある人物・状況描写と、それによってより際立つ官能シーンのエロさなのですが(あくまでも個人の感想です)、今回はブログにもあったように「ひたすらエロ。とにかく濡れ場」みたいな意欲作です。

 長編は長編ですが、イメージ的には短編の連作(ミステリによくありますね)です。男キャラが共通で、ヒロインたる人妻たちは基本的にその章ごとに変わります。

 ある意味使い切りなのですが、そのぶんバリエーションが豊富で、年齢・プロポーション・性癖・容姿・シチュエーションの異なる様々なエロが堪能できます。

 エロシーンばっかだと書くのが楽だろ、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これって、ストレートを待ち構えてる打者に延々と直球を投げ続けるようなもんです。作品に力がないとあっさり読者に飽きられる恐怖があるんです。
 まぁ、エロだけ書いてるほうが楽!という方もいらっしゃるので(何人か知ってます)、あくまでも私の感覚では、ですね。

 後半に出てくる露出癖のある人妻(あんな場所で**させるとはびっくり)と、マゾ人妻が青橋のお気に入りです……って、変態ばっかりですね……。