ご愁傷さま二ノ宮くん
鈴木大輔(著)・高苗京鈴(イラスト)

「あたし初めてなんです」
純情可憐なサキュパス娘真由と二ノ宮くんのドキドキむらむらな青春!?

災厄はチャイムとともにやってきた。平凡ながらも平和な毎日を送る、ごくごくフツーの高校生・二ノ宮峻護の家へやってきたのは見知らぬ兄妹。「はっはっは今日からお世話になるよ」ヒトの迷惑なんのその。兄はヘンジン、妹の真由はおとなしそうな究極美女。いったいどうして、いやそもそもあんたら誰?
だいいち、年頃の男女が一つ屋根なんて美味し、じゃなかった倫理に反する ―などという峻護の叫びは届くはずなど、もちろんなかった。
しかも! 実は真由、男性の精気を糧に生きるサキュパスだったのだ!!
そのくせ男に囲まれただけで失神するほど重度の男性恐怖症。触れれば天国、吸われて地獄。こうして二ノ宮くんのどきどきムラムラな受難の日々は始まった?
第16回ファンタジア長編小説大賞佳作のときめき吸愛ファンタジー!


 今さらですが、読みました。
 アニメも見てないし、コミック版も未読。
 もちろんタイトルは知ってましたし、実は結構前に買ってあったんですが……ようやく積み本から脱出です。

 予備知識がほとんどない状態から読み始めたのですが、断片的な情報から、

「二人のサキュバスが主人公にちょっとエッチぃアタックしまくり?」

 などという、すっかり18禁に染まったピンク色の脳みそを裏切るようなストーリー展開。
 なるほど、お嬢様はこの巻ではまだ完全に脇役なんですね。サキュバス、一人だけだし。

 主人公の二ノ宮くんがあまりにも不憫すぎるのはいかがなものかと思いますが(ご愁傷さまどころじゃない……)、楽しく読めました。
 早速2巻を購入したので、時間をつくって読もうと思います。