
青橋由高(著)・ポチ加藤(イラスト)
公式サイトはこちら(サンプルあり)
究極メイド・由佳里さんが帰ってきた!
再びはじまる甘くも熱い〈ご主人様争奪戦〉
美沙、音々、紗耶子……めくるめくメイド天国?
2007年7月発売。通算15冊目。
前シリーズ「メイドなります!」の最終刊「さよなら」の発売から僅か半年で始まった新シリーズ「もっとメイドなります!」の第1巻です。
多分、今後も続きます……担当さんの気持ち次第ですけど。
当初は「さよなら」の次に「ただいま」ってタイトルの予定だったのですが、新シリーズの開幕らしく、ということでこのタイトルに。
新シリーズではありますが、前作からまったく設定は変わってません。由佳里さんが旅立ってから半年後のお話です。期待された方・予測していた方も多いであろう新メイドについては、次回以降に延期となりました。もう大まかな設定はできてたんですけどね。
フランスから帰国した由佳里さんが新メイドと共に小坂家に戻ってくる、というのが最初の案でしたが、新シリーズに際して改めて既存のキャラを紹介しましょうという担当さんの案であのような話になりました。
だからストーリーが全然ないんですね、「もっと」は。
その分、一人一人のエッチシーンには力を入れました。今回もイラストのポチ加藤さんには苦労かけましたが……。
余談ですが、イラストの〆切直前にポチさんから深夜(二人とも普通に起きてる)にあるイラストについて、
「構図、どうしましょう……」
との電話が来ました。
もちろんイラストについては担当さんから指示出てるんですが、そんな細かいものでもないので(イラストさんをがんじがらめにするような指示はしないようです)、
「んじゃ、こうしますかー?」
とかなんとか相談したこともありました。
どのシーンかは、ご想像にお任せします。
いつもよりは私のところに届く感想は少なかったのですが(セールスは今回も好調でした。ありがとうございます)、多かった意見が、
「美沙の待遇が悪い!」
でした。
言われるまで気づかなかったんですが……ああ、確かにそうかも。
別に意識してそうしたわけじゃないんですよ。単純にページの関係で。
大丈夫、美沙がメインヒロインですから! 多分!
次巻の予定は今のところ未定ですが(来年の上半期に書くって話はどうなったんだろう……)、そろそろ作中でちらっと触れている新メイドを出そうかと考えています。
美少女文庫の公式サイトでは電子書籍を購入した際にポイントもらえるのですが、それ使って「もっとメイドなります!」の書き下ろしあとがきと交換できます。
もっとも、私はあとがきではなく4ページちょっとの後日談を書きましたが。
音々視点の、もう一つのエピローグ、のようなものです。興味のある方はどうぞ読んでやってくださいませ。
ぶっちゃけツンデレ・年下嗜好って、それ程大好物では無いンですよね。
ヤッパリ、一番好きなのは由香里さん。好きなモノ全部入りで、自分ランキングの一位は『鉄板』ですね。
で、二位はと言うと…実は紗耶子さんだったりします。
年上でM気質、管野響氏の小説のヒロインみたいでイイですねぇ。