小説でもゲームシナリオでも、リテイクは常につきまとう嫌なものです。
「だったらてめーが考えろ!」
……と思うことはないこともないとは言い切れないような気がしないこともあるようなないような、さてどっちでしょ?なーんてこともあったりなかったり?な感じですが(どっちだよ)、こればっかりは仕方ないですね、プロである以上(なんだか偉そうですね、私。ごめんなさい)。

書いても書いてもボツを喰らい、せっかく書いたものを「ここ、やっぱり消して」と言われて書き直したりすることは日常茶飯事。
頭では理解しますし慣れもしますが……好きにはなれませんねー、当たり前ですが。

なぜこんなことを書くかと言いますと……そう、フランス書院(本家)&美少女文庫の新人賞の応募〆切が今月末だからです。

大変だから、あまり応募しないでね(美少女文庫には)

……という、言わばライバル蹴落とし作戦でございます(笑)。
ま、半分冗談ですけど。……半分かよ。

たとえば私は一冊だいたい300ページくらいですが、実際には400ページくらい書いてたりします。
担当さんに見せる前の段階で何回か書き直すこともありますし、提出後もあちこち修正指示を受けるのもしばしば。修正なしで世に送り出した作品なんてありません。

なので、これから応募しようというみなさん、応募する前にもう一度、自分の原稿を見直してください。ちょっとでも気になったら、それは絶対に放置しないことを進言します。作者が気になる部分は、まず間違いなく編集者も気づきます。相手はプロです。悪魔のようなプロです。鬼のようなプロです。容赦ありません。まさに賽の河原の鬼です。
頑張ってください。

追伸:
鬼畜系作品を書かれた方は、どうぞ美少女文庫にいらっしゃいませ。
ハーレム系作品を書かれた方は、どうぞフランス書院本家に応募してくださいませ。
べっ別に……芸風かぶる新人を排除しようとしてるわけじゃないんだからね……誤解しないでよね!(このツンデレネタも、そろそろやめないと……