独身叔母と人妻と高校生
神瀬知巳

公式サイト

「ああ、京太のが、わたしのおなかまで届いてる……」
騎乗位で跨る慶子は吐息をつき、15歳を見下ろす。
許されないと知りながら、同居する甥とつづく肉交。
長い独り身の生活が理性を狂わせ、獣性を暴走させる。
新たな同居人・芙美江の出現が、さらなる事件を……
27歳と34歳が高校生を奪いあう、危ない共同生活!


 フランス書院本家のほうでは次世代エースの争いが激しくなっているようです。この作品を書かれた神瀬さんの他、美少女文庫でも書かれた秋月耕太さん、弓月誠さん(新作を編集部からいただいたので、あとで読みます)らが次々とハイレベルな作品を送り出しています。

 今回のこの「独身叔母と人妻と高校生」はそのタイトルが示すとおり、メインヒロインは美しい叔母と、母の親友でもある人妻……となってます、公式サイトでも。

 が!

 ちょっと待ってください。ちゃんと主人公の先輩である女子高生もいるんですよ!? なんで、なんで本家はそんなに熟女ばっかり優遇するのですかっ! 生徒会長ですよ、薄幸の美少女ですよ!?

 そりゃ叔母も人妻もラヴラヴで甘々でエロエロですが、生徒会長もエロエロですよ!? ここだけは言っておきたいと思います、ええ(力説)。

 設定的には一応熟女・誘惑系になるんですが、内容的には美少女文庫でやっても問題なさそうな激甘ハーレムものです。年齢的に守備範囲でしたら、美少女文庫の読者でも充分堪能できると思いますよ。

 叔母と甥という禁断の関係に悩むヒロイン、親友の息子との背徳的な関係に後ろめたさを感じつつも主人公に溺れてしまう人妻の葛藤と、その後の乱れっぷりが見物です。特に後半の3P、4Pはエロエロですぜ、旦那。
しかも最後には○○までしちゃうという突き抜けっぷり!
「そ、そこまでやるか!」と私も衝撃を受けました。

 もちろん文章は本家特有のねちっこさ。私が書こうとしてもできない濃厚な描写が延々と続きます。

 あくまでも私の感想ですが、熟女OKで青橋・河里作品の好きな方なら楽しめるんじゃないかと思います。
 異論・文句は受けつけませんので、あしからず(笑)。