キスキス〜彼女は妹ウエイトレス!
青橋由高(著)・安藤智也(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
2006年6月発売。通算11冊目。
彼女シリーズの第6弾となりますこの「キスキス」ですが、当初は美少女文庫創刊3周年となる5月発売予定でした。イラストさんへの引き渡しから逆算しての〆切設定というのは(特に最近)よくありますが、これは珍しく発売日が先に決定してた状態で打ち合わせがスタート。
ちなみにこの打ち合わせってのが、例の「SPA!」のインタビューが行われた日だったんですね。当時の打ち合わせの様子はこちら。
そのときの私は「恋妹2」を書く気でした。というか、担当さんもそのつもりだったはずなんです……イラストが安藤智也さんということは確定してましたからね。「恋妹」はもうとっくに増刷されてましたし、前作「あねらぶ」も好調でしたから(この時点では「おしおき」はまだ未発売)、今度こそ!というのが私の偽らざる心境でした。
が!
打ち合わせはこれまでになく難航しました。あんなに雑談もなく真面目に打ち合わせしたのは多分初めてだったかと。……その前に、散々インタビューで喋りまくってたから、その反動もあったかもしれませんし、場所がフランス書院の隔離スペース(応接間じゃないですよね、あそこ?)ということも影響したかもしれません。
「あねらぶ」出したときに「ヒットしたら次はたまにはコケてもいいですよね? 続編書いてもいいですよね?」と念を押しておいたのですが、諸般の事情により「今回はセールス重視で……」とか言われてしまいまして、結局、リスクの高い続編ではなく、完全新作を書くこととなりました。
余談ですが、続編だから売れないということはなく、「メイドなります!」などは「2」「3」のほうが「1」より初版多いんですよ?(笑)
増刷したからトータルでは「1」が一番の部数ですけれども。
私「んじゃ、完全新作でいきましょうか。ハア。……ズズ」(ちょっと溜息&お茶を啜る)
担当Mさん(以下M)「どんな路線にします?」
私「同時発売の作品とネタがかぶらないようにしましょう」
M「同時発売は**と**ですね」
それならそのネタは外そうとか考えたのですが、色々あって発売日が狂いまくり(私の責任はゼロですよ! マジで!)、実際はあまり意味のない話になっちゃいました。まあ、半年も先の話ですからねえ。
私「編集部的にリクエストってあるんですか?」
M「売れるものを(即答)」
冗談めかして言ってますが、目がマジです、担当さん。
私「……いつも通りの部数でいいじゃないですか」
M「いえいえ、せっかくの3周年記念ですから!」
私「(関係ねーし……)」
気まずい沈黙。
私「……こういうのを書いてもらいたいという希望はあります?」
M「**とか**なんかを多めにしたいと編集長が」
ここでいくつかの属性というかキャラが提示されます。妹とかメイドとか、そんな感じです。売れるとかじゃなくて、単にレーベルとしての偏りがないように、という意味のようです。
私「それ、もう書いてますけど。あらかた」
M「もう一度やってもいいじゃないですか」
私「別にいいですけどね。私の好きな属性だけでいいなら。でも、それだけじゃインパクト弱いですよ?」
たとえば今回ですと「妹」と「ウエイトレス」というダブルの属性があるわけです。これが単独だとちょっと読者に対する第一印象が弱いので、ここからさらに捻る必要があるわけです。その作品の表のテーマと言ってもいいでしょう。
(例)
「あねらぶ」……「姉」×3人
「純情」……「姉」&「剣道部」
「約束」……「ウエイトレス」&「三姉妹」
「恋妹」……「双子」×「妹」
「メイド1」……「メイド」&「ウエイトレス」&「ビリヤード」
この分類でいきますと「キスキス」は「妹」と「ウエイトレス」となります。どっちもすでにやってますので、単独ではなく組み合わせようとなりました。
私「……副題は『彼女は妹ウエイトレス!』で確定ですね」
M「ですね」
私「でも、これだけじゃ弱いですね」
M「弱いですね」
私「他になにかアイディアあります?」
M「……チャイナとかどうですか?」
チャイナ服。打ち合わせをするたびに毎回話に出てくる超お約束アイテム。でも、そのビジュアル的な破壊力とは裏腹に、非常に使いづらいコスチュームです。
私「……Mさん、単に安藤さんのイラストで表紙がチャイナドレスの女の子なら売れるとか思ってますね?」
M「あ、わかります?」(嬉しそう)
私「チャイナは私も好きですが……やるとしたら……中華料理屋しかないと思うんですが。嫌ですよ、格闘家とかなんて」
M「なら、中華料理屋のウエイトレスということにしましょう」
はい、ここで桜良のアウトライン決定(笑)。
私「たまにはヒロイン一人とかもいいと思うんですけどー」
M「いえいえ、いつものように複数でいきましょう」
はい、ここでいつものワンパターン路線も決定。
私「それじゃ、妹も二人、ウエイトレスも二人でどうだ! 一人はツンデレで、一人は従順、そんでもって正統派とチャイナでウハウハだ!」
ここらで少し壊れてきます、青橋。実はこの日、体調悪かったんですよね。
M「それでは、そのセンでお願いします」(にっこりと悪魔の微笑み)
私「そのセンって……どのセンですか!」
M「いえいえ、あとはセンセイにお任せしますよ。では、〆切はですね」
こういうときだけ「センセイ」ですよ、みなさん?
しかも勝手に自分の手帳に〆切設定しやがるし。ちょい待てぃ!!
(この後、〆切巡って丁々発止の戦いが続く)
さてさて、キャライメージは決まりましたが、ここから話を組み立てるのはなかなか大変です。
「なんだよ、いつもと同じパターンなんだから簡単だろ?」(脳内読者)
はい、その通りですが、私はバカなんで、あの程度のストーリーでもすぐには浮かばないんですよ。
結局、綺麗にストーリーがハマったのは、完成直前でしたね。最後の最後まで伏線いじくって苦労しました。
章のラストに入る「誰々の証言」ってのは、当初は幕間として章と章のあいだに挿入するつもりでしたが、それだとごてごてするので、あの形式になりました。我ながらあれはうまくハマったと思ってます。あくまでも自分では、ですけど。
テーマというか、書きたかったことは2つありました。
まずはイラストの安藤智也さんのリクエストである「黒タイツ」(笑)。
これは昨年の夏の時点でそういう話をしましたので、それで茜はニーソックスとか黒タイツ着用となったわけですね。
もう一つは「キス」。
深い意味はなく、なんとなく「キス大好きな女の子」って可愛いな、なんて思いまして。それが桜良となりました。
難航したのはタイトル。
副題は前述の通り企画段階から確定してましたが、メインタイトルがぜーんぜん思い浮かびません。「キスキス」というタイトルを決めたのはもちろん担当さんです。
私「……あの……これ……時期的にヤヴァいんじゃないですか……?」
M「あ、ちょうど発売時期一緒ですね。あははー」
私「わかっててやってません!?」
M「さあ、どうでしょう?」
私「嫌ですよ、青橋はパクリだとか言われるの!」
M「いや、真面目な話、作品内でもキスにこだわってるようでしたし、妹が二人でキスだから『キスキス』ということで」
私「…………」
なんだか騙されてるような気もしましたが、確かにそう言われると反論のしようがありません。なにしろ私には代替案すらないのですから。
なお、私は「キミキス」、内容とかよく知りません。18禁版とか出たらやるかもしれませんけど(笑)。
恒例のお遊び企画、他の「彼女シリーズ」とのリンクですが、今作品では2カ所あります。
最初のはすぐにわかりますよね? 「あねらぶ」読んでいる人ならすぐにわかるアレです。これは最初から考えてました。ここまで露骨にやるとは自分でも思いませんでしたけど。
もう一つはちょっと難易度高い……かもしれません。
ヒントは茜の学校の制服です。安藤さんのイラストラフには「夏服ver」とメモがありました。
よーく見ると……そう、あの学校(名はまだない)と同じですね。
つまり茜と桜良、大和は**・**・**兄妹や**・**姉弟、そして*会長と同じ学校に通ってるわけです。
もしかしたら彼女・彼らのリンクも今後あるかもしれませんよ?
(06/06/28追記)
読まれた方は気づかれたかと思いますが、実は一カ所、すぐにわかるような誤植が報告されてます。見本の段階で気づいたので印刷の途中で修正してあるはずですが、同じ初版でも直ってるのとそうでないのが混在しています。
申し訳ありませんでした。
第2刷以降からは全て直ります……増刷がかかればの話ですが。
(08/06/25追記)
上では名前未定となってますが、私の同人誌「恋夏」でよーやく大和たちの通ってる学校の名称が決まりました。私立藤青学園高等部です。とうせい、と読みます。
青橋由高(著)・安藤智也(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
どっちとキスしたいの、お兄ちゃん?
ツンデレ、正統派ウエイトレスの茜。
純情、中華飯店ウエイトレスの桜良。
瞳を閉じ、唇を差しだす妹ふたりに理性はもうメロメロ。
制服姿で足コキされたい?
チャイナ服でパイズリされたい?
二人の初めてを奪いたい?
どんな過激な注文にも応えてあげる!
2006年6月発売。通算11冊目。
彼女シリーズの第6弾となりますこの「キスキス」ですが、当初は美少女文庫創刊3周年となる5月発売予定でした。イラストさんへの引き渡しから逆算しての〆切設定というのは(特に最近)よくありますが、これは珍しく発売日が先に決定してた状態で打ち合わせがスタート。
ちなみにこの打ち合わせってのが、例の「SPA!」のインタビューが行われた日だったんですね。当時の打ち合わせの様子はこちら。
そのときの私は「恋妹2」を書く気でした。というか、担当さんもそのつもりだったはずなんです……イラストが安藤智也さんということは確定してましたからね。「恋妹」はもうとっくに増刷されてましたし、前作「あねらぶ」も好調でしたから(この時点では「おしおき」はまだ未発売)、今度こそ!というのが私の偽らざる心境でした。
が!
打ち合わせはこれまでになく難航しました。あんなに雑談もなく真面目に打ち合わせしたのは多分初めてだったかと。……その前に、散々インタビューで喋りまくってたから、その反動もあったかもしれませんし、場所がフランス書院の隔離スペース(応接間じゃないですよね、あそこ?)ということも影響したかもしれません。
「あねらぶ」出したときに「ヒットしたら次はたまにはコケてもいいですよね? 続編書いてもいいですよね?」と念を押しておいたのですが、諸般の事情により「今回はセールス重視で……」とか言われてしまいまして、結局、リスクの高い続編ではなく、完全新作を書くこととなりました。
余談ですが、続編だから売れないということはなく、「メイドなります!」などは「2」「3」のほうが「1」より初版多いんですよ?(笑)
増刷したからトータルでは「1」が一番の部数ですけれども。
私「んじゃ、完全新作でいきましょうか。ハア。……ズズ」(ちょっと溜息&お茶を啜る)
担当Mさん(以下M)「どんな路線にします?」
私「同時発売の作品とネタがかぶらないようにしましょう」
M「同時発売は**と**ですね」
それならそのネタは外そうとか考えたのですが、色々あって発売日が狂いまくり(私の責任はゼロですよ! マジで!)、実際はあまり意味のない話になっちゃいました。まあ、半年も先の話ですからねえ。
私「編集部的にリクエストってあるんですか?」
M「売れるものを(即答)」
冗談めかして言ってますが、目がマジです、担当さん。
私「……いつも通りの部数でいいじゃないですか」
M「いえいえ、せっかくの3周年記念ですから!」
私「(関係ねーし……)」
気まずい沈黙。
私「……こういうのを書いてもらいたいという希望はあります?」
M「**とか**なんかを多めにしたいと編集長が」
ここでいくつかの属性というかキャラが提示されます。妹とかメイドとか、そんな感じです。売れるとかじゃなくて、単にレーベルとしての偏りがないように、という意味のようです。
私「それ、もう書いてますけど。あらかた」
M「もう一度やってもいいじゃないですか」
私「別にいいですけどね。私の好きな属性だけでいいなら。でも、それだけじゃインパクト弱いですよ?」
たとえば今回ですと「妹」と「ウエイトレス」というダブルの属性があるわけです。これが単独だとちょっと読者に対する第一印象が弱いので、ここからさらに捻る必要があるわけです。その作品の表のテーマと言ってもいいでしょう。
(例)
「あねらぶ」……「姉」×3人
「純情」……「姉」&「剣道部」
「約束」……「ウエイトレス」&「三姉妹」
「恋妹」……「双子」×「妹」
「メイド1」……「メイド」&「ウエイトレス」&「ビリヤード」
この分類でいきますと「キスキス」は「妹」と「ウエイトレス」となります。どっちもすでにやってますので、単独ではなく組み合わせようとなりました。
私「……副題は『彼女は妹ウエイトレス!』で確定ですね」
M「ですね」
私「でも、これだけじゃ弱いですね」
M「弱いですね」
私「他になにかアイディアあります?」
M「……チャイナとかどうですか?」
チャイナ服。打ち合わせをするたびに毎回話に出てくる超お約束アイテム。でも、そのビジュアル的な破壊力とは裏腹に、非常に使いづらいコスチュームです。
私「……Mさん、単に安藤さんのイラストで表紙がチャイナドレスの女の子なら売れるとか思ってますね?」
M「あ、わかります?」(嬉しそう)
私「チャイナは私も好きですが……やるとしたら……中華料理屋しかないと思うんですが。嫌ですよ、格闘家とかなんて」
M「なら、中華料理屋のウエイトレスということにしましょう」
はい、ここで桜良のアウトライン決定(笑)。
私「たまにはヒロイン一人とかもいいと思うんですけどー」
M「いえいえ、いつものように複数でいきましょう」
はい、ここでいつものワンパターン路線も決定。
私「それじゃ、妹も二人、ウエイトレスも二人でどうだ! 一人はツンデレで、一人は従順、そんでもって正統派とチャイナでウハウハだ!」
ここらで少し壊れてきます、青橋。実はこの日、体調悪かったんですよね。
M「それでは、そのセンでお願いします」(にっこりと悪魔の微笑み)
私「そのセンって……どのセンですか!」
M「いえいえ、あとはセンセイにお任せしますよ。では、〆切はですね」
こういうときだけ「センセイ」ですよ、みなさん?
しかも勝手に自分の手帳に〆切設定しやがるし。ちょい待てぃ!!
(この後、〆切巡って丁々発止の戦いが続く)
さてさて、キャライメージは決まりましたが、ここから話を組み立てるのはなかなか大変です。
「なんだよ、いつもと同じパターンなんだから簡単だろ?」(脳内読者)
はい、その通りですが、私はバカなんで、あの程度のストーリーでもすぐには浮かばないんですよ。
結局、綺麗にストーリーがハマったのは、完成直前でしたね。最後の最後まで伏線いじくって苦労しました。
章のラストに入る「誰々の証言」ってのは、当初は幕間として章と章のあいだに挿入するつもりでしたが、それだとごてごてするので、あの形式になりました。我ながらあれはうまくハマったと思ってます。あくまでも自分では、ですけど。
テーマというか、書きたかったことは2つありました。
まずはイラストの安藤智也さんのリクエストである「黒タイツ」(笑)。
これは昨年の夏の時点でそういう話をしましたので、それで茜はニーソックスとか黒タイツ着用となったわけですね。
もう一つは「キス」。
深い意味はなく、なんとなく「キス大好きな女の子」って可愛いな、なんて思いまして。それが桜良となりました。
難航したのはタイトル。
副題は前述の通り企画段階から確定してましたが、メインタイトルがぜーんぜん思い浮かびません。「キスキス」というタイトルを決めたのはもちろん担当さんです。
私「……あの……これ……時期的にヤヴァいんじゃないですか……?」
M「あ、ちょうど発売時期一緒ですね。あははー」
私「わかっててやってません!?」
M「さあ、どうでしょう?」
私「嫌ですよ、青橋はパクリだとか言われるの!」
M「いや、真面目な話、作品内でもキスにこだわってるようでしたし、妹が二人でキスだから『キスキス』ということで」
私「…………」
なんだか騙されてるような気もしましたが、確かにそう言われると反論のしようがありません。なにしろ私には代替案すらないのですから。
なお、私は「キミキス」、内容とかよく知りません。18禁版とか出たらやるかもしれませんけど(笑)。
恒例のお遊び企画、他の「彼女シリーズ」とのリンクですが、今作品では2カ所あります。
最初のはすぐにわかりますよね? 「あねらぶ」読んでいる人ならすぐにわかるアレです。これは最初から考えてました。ここまで露骨にやるとは自分でも思いませんでしたけど。
もう一つはちょっと難易度高い……かもしれません。
ヒントは茜の学校の制服です。安藤さんのイラストラフには「夏服ver」とメモがありました。
よーく見ると……そう、あの学校(名はまだない)と同じですね。
つまり茜と桜良、大和は**・**・**兄妹や**・**姉弟、そして*会長と同じ学校に通ってるわけです。
もしかしたら彼女・彼らのリンクも今後あるかもしれませんよ?
(06/06/28追記)
読まれた方は気づかれたかと思いますが、実は一カ所、すぐにわかるような誤植が報告されてます。見本の段階で気づいたので印刷の途中で修正してあるはずですが、同じ初版でも直ってるのとそうでないのが混在しています。
申し訳ありませんでした。
第2刷以降からは全て直ります……増刷がかかればの話ですが。
(08/06/25追記)
上では名前未定となってますが、私の同人誌「恋夏」でよーやく大和たちの通ってる学校の名称が決まりました。私立藤青学園高等部です。とうせい、と読みます。
コメント
コメント一覧
妹の奈月に彼女を真剣に愛する彼氏が現れて、二人はめでたく結ばれる。
しかしその彼氏が真琴お姉さん好みの美少年だったため、二人揃って餌食に。さらに魔の手は浩平&香月にも伸びて・・・という非常に安易なものですが。しかし真琴さんといい由佳里さんといい自分の価値観に忠実であるキャラが多いですね。そこら辺はやはり先生のこだわりなのでしょうか?
後、次回作の主人公の名前が気になります。予想としては、福浦、今江、渡辺、小林、堀といったあたりでしょうか?
もちろん、書こうと思えば書けるんですけどね、続き。実際、売れてますし、「約束」。ありがたいことです。
名前に関しては……なんのことでしょうか? 私はなんにも知りませんよ?
8月の新刊は……あれ、なんだったかな……(ごそごそ)……あ、大村ですね。ヒロインも橋本と、いたってありふれた名字でございます。
どーでもいいキャラに関しては、友人の名字を拝借してますけどね。
>名前に関しては……なんのことでしょうか? 私はなんにも知りませんよ?
あーそうか!
と言われて初めて気づきました(爆)
あと、タイトル決めの部分の編集さんとのやりとり、笑わせていただきました・・・。
基本的に、どーでもいいキャラ(主に男w)の名字だけ、拝借しています。
ファーストネームはちゃんと意味を持たせてます、ほとんどのキャラに。
ヒロインたちの名前は、毎回数日かけて決めてますね。
ありふれた苗字が多いですね。
祖父江くらいかな? すごい苗字だと思ったの。(他にも探せばあるかもしれませんが^^;)
橋本はむしろお嬢様にしては平凡な苗字って感じですよね^^;
橋本家は成金ですから、これも意識して普通の名字を選びました。
青橋作品を読むようになってまだ日が浅いのですが、はまりすぎて段々抜けられなくなっている自分を感じます。
特にこの「キスキス」は、青橋作品だけでなく、美少女文庫の中でも最高傑作ではないかと思っています(僕の中でのランキングは、結構ちょくちょく変わるので、あまりあてにはなりませんが)。特に茜のキャラクターが超絶的に好きです(この時点で、僕がどういう嗜好かバレバレのような気がするのですが……)。
最後に、これからも青橋先生の作品を読んでいきたいと思います。楽しい作品を書き続けてくださることを期待しています。
書き込みありがとうございました。
この作品は私も結構お気に入りの一冊です。評価は高いけどなんだか地味な印象があるらしいんですけどね。なぜだ(苦笑)。
茜は書いていて楽しいキャラで愛着もありますので、好きと言っていただけて嬉しいです。本当に嬉しいんですよ、こう言っていただけるのが。創作のエネルギーとなります。
今後も頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
ふと書店に立ち寄った際に先生の作品が
目に止まり以降「彼女」シリーズほぼ全て
書店ならびネットの書店などで購入し
愛読させて頂いてます。私自身今まで文庫小説には興味はなかったのですが先生の作品に出会って今までが嘘のように興味がわき夢中になりました。とはいっても先生の作品にのみですが。先生の素晴らしい極上の作品の数々に
私はただただ敬意をしめすばかりです。
先生の作品の中で特に私自身「キスキス」が
お気に入りです。私もああいった環境の中で
彼女らのような美少女に愛されたいと日々思う次第です。
あと質問させていただきたいのですが「キスキス」の三人のさらなる後日談を描いた「キスキス2」を出版する予定は
ありますか?。続編が出る事をすごく希望
しているのですが・・・。
先生、今後もお体には気を付けて素晴らしい作品を世に出し続けていってください。応援しています。
「キスキス」に関しては、今のところ続編の話はないですね。まだ増刷もかかってませんし(ずっとかからなかったりして(^^;)。
ただ、個人的には気に入っている作品でもありますし、商業以外での番外編という形なら可能性はあります。同人誌とか、同人ゲームになっちゃいますが。
なにしろ、いまだに「恋妹2」が出ていないわけですから、私。
気長に、あまり期待しないで待っていただければ幸いです。
もう少し時間に余裕ができたら、ブログで番外編を発表してみたいですけどね。
今後ともどうぞご声援をよろしくお願いいたします。
来月、彼女シリーズの新刊出ますよー(と、宣伝)。