涼宮ハルヒの憤慨
谷川流(著)・いとうのいぢ(イラスト)


涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。
それというのも生徒会長なるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺たち SOS団の面々はなぜか文集の原稿執筆などという苦行の真っ最中なわけだ。
天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾!


最近はアニメ化されても原作の売れ行きにはあまり大きな変化はないようですが、この作品は例外。なにしろあの出来ですから、それもむべなるかな、といったところ。

小説の最新刊は雑誌に掲載された中編2本を収録。書き下ろし長編ほどややこしい展開もなく(いや、あれが魅力なんですけどね)、すっきりとした仕上がり。特にシリーズを通して読んでいる人(みんなそうか)にはさらに楽しめるかと思います。

個人的にはあとがきが楽しめました。
やっぱり谷川さんも同じようなメモ書きするんだな、とか思ってちょっと嬉しかったり。

わかつきさんもブログで書かれてましたけど、アイディアってわけわかんないときにひらめいたりしますので、常にメモできる媒体は携帯していたいですね。
私は手帳(水曜どうてちょうw)か携帯(10年来PHSを愛用)のメモ機能を使ってます。自宅にいるときは普通の大学ノートか、PCのアイディア専用ファイル。
なお、あまりに端的なメモだと、あとで自分で読んでもわからなくなるという罠があるのでご注意を。