あねらぶ〜彼女は三姉妹!
青橋由高(著)・安藤智也(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
発売は2005年の9月。通算9冊目。
内容は、三人のダダ甘お姉ちゃんとひたすらラヴラヴするという、これまでの作品の中で最も甘々なお話です。多分、ページ数も一番多いです。 本当はあと50ページは書き足したかったのですが、担当さんに思い切り拒絶されました。顔は笑ってたけど、目は怒ってました、はい。
予定ではもっと早い時期に出すはずだったのですが、プロットを一度破棄したことと、精神的ダメージの影響で出遅れました。あとは、体調崩しまくってたのも響きました。
安藤智也さんがイラストを描いてくれることは決まってたので、以前から「書かせて!」と要望していた「恋妹〜彼女はふたご!」の続編「彼女は生徒会長!(仮)」として企画はスタートしました。
んが!
プロットを提出したところで続編計画凍結。当時のブログを見ると、私がいかにやさぐれていたかよくわかるかと思います(笑)。
すったもんだの末に復活した私は、「こうなったら好き放題書いてやる!」と開き直り、自分の欲望に忠実に姉モノを考えました。どうせなら甘々なお姉ちゃんをいっぱい出そうと。
イメージしたのは橘真児さんの傑作、
Evergreen‾ぼくの四姉妹 (美少女文庫)
著者:橘 真児
販売元:フランス書院
(2004-04-30)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
です。
担当さんは「姉妹と言ったら若草物語でしょう」とか言ってたので四姉妹にしたかったようです。
青橋「私の筆力では四姉妹は無理っす」
担当「では、三姉妹にしましょう」
青橋「三姉妹だと、『約束〜彼女はウエイトレス!』と一緒ですね」
担当「でも、今度は全員お姉ちゃんですから」
青橋「んじゃ、それでいきましょう」
私は純粋に姉属性持ちなので内なる欲望に従ったまでですが、担当さんは「姉ブーム」も考慮していたようですね。編集さんも大変ですなぁ。はっはっは。書くほうは、んなことまで考えませんので気楽なもんです。
ツンデレも好きだから書いてるのです。
でも、触手は書かせてもらえません(^^;
書く際に気をつけたのは三姉妹の書き分けです。できるだけ口調と一人称、主人公である耕太の呼び方などで読者にわかりやすくしたつもりですが、うまくできたかどうかは自分ではわかりません。
途中で各キャラの呼び方を変更したので、自分でもなにがなんだかわからなくなった時期もありましたっけ。
一応ヒロインは三女の八尋なんですが、初稿では影が薄かったため、急遽エピソードを書き足しました。終盤、耕太と一緒に学校に行くシーンがそれです。
他にもいっぱい書きたいエピソードあったのですが、結局削らざるを得ないことに。これがゲームシナリオだったら、いっぱい書けたんですけどねー。
彼女シリーズはこれで5作目ですが、初めてタイトルが漢字2文字以外となりました。
当初は「甘々」「甘姉」(私はこれを推してた)、副題が「彼女はお姉ちゃん!」という案だったのですが、まあ、しょうもない理由でこうなりました。今は気に入ってますけどね。
……誰ですか、安易だと言ってるのは? 考えたのは編集部です、私じゃありません(笑)。
書き直しもかなりした関係で発売が遅れましたが、作者としてはできる範囲内で力を出し切ったお気に入りの作品となりました。
姉属性の方もそうでない方にも気に入っていただければ幸いです。
なお、ブログ用のおまけストーリーはとある脇役のお話を考えています。かなり意外なキャラだと思いますよ。
削られた三姉妹とのエピソードでもいいんですけどね。
青橋由高(著)・安藤智也(イラスト)
美少女文庫
公式サイトはこちら(サンプルあり)
お姉ちゃんたち、ずぅーと、耕くんのこと、離してあげないんだからぁ!
甘えん坊の夏純お姉ちゃん。
ボーイッシュな芹姉。
優等生の八尋姉さん……三人が捧ぐ愛情いっぱいのラブ挑発!
お姉ちゃんの初めてを奪ってくれる?
胸でイキたい?
それともくちびる?
今夜もみんなで可愛がってあげるね!
発売は2005年の9月。通算9冊目。
内容は、三人のダダ甘お姉ちゃんとひたすらラヴラヴするという、これまでの作品の中で最も甘々なお話です。多分、ページ数も一番多いです。 本当はあと50ページは書き足したかったのですが、担当さんに思い切り拒絶されました。顔は笑ってたけど、目は怒ってました、はい。
予定ではもっと早い時期に出すはずだったのですが、プロットを一度破棄したことと、精神的ダメージの影響で出遅れました。あとは、体調崩しまくってたのも響きました。
安藤智也さんがイラストを描いてくれることは決まってたので、以前から「書かせて!」と要望していた「恋妹〜彼女はふたご!」の続編「彼女は生徒会長!(仮)」として企画はスタートしました。
んが!
プロットを提出したところで続編計画凍結。当時のブログを見ると、私がいかにやさぐれていたかよくわかるかと思います(笑)。
すったもんだの末に復活した私は、「こうなったら好き放題書いてやる!」と開き直り、自分の欲望に忠実に姉モノを考えました。どうせなら甘々なお姉ちゃんをいっぱい出そうと。
イメージしたのは橘真児さんの傑作、
Evergreen‾ぼくの四姉妹 (美少女文庫)
著者:橘 真児
販売元:フランス書院
(2004-04-30)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
です。
担当さんは「姉妹と言ったら若草物語でしょう」とか言ってたので四姉妹にしたかったようです。
青橋「私の筆力では四姉妹は無理っす」
担当「では、三姉妹にしましょう」
青橋「三姉妹だと、『約束〜彼女はウエイトレス!』と一緒ですね」
担当「でも、今度は全員お姉ちゃんですから」
青橋「んじゃ、それでいきましょう」
私は純粋に姉属性持ちなので内なる欲望に従ったまでですが、担当さんは「姉ブーム」も考慮していたようですね。編集さんも大変ですなぁ。はっはっは。書くほうは、んなことまで考えませんので気楽なもんです。
ツンデレも好きだから書いてるのです。
でも、触手は書かせてもらえません(^^;
書く際に気をつけたのは三姉妹の書き分けです。できるだけ口調と一人称、主人公である耕太の呼び方などで読者にわかりやすくしたつもりですが、うまくできたかどうかは自分ではわかりません。
途中で各キャラの呼び方を変更したので、自分でもなにがなんだかわからなくなった時期もありましたっけ。
一応ヒロインは三女の八尋なんですが、初稿では影が薄かったため、急遽エピソードを書き足しました。終盤、耕太と一緒に学校に行くシーンがそれです。
他にもいっぱい書きたいエピソードあったのですが、結局削らざるを得ないことに。これがゲームシナリオだったら、いっぱい書けたんですけどねー。
彼女シリーズはこれで5作目ですが、初めてタイトルが漢字2文字以外となりました。
当初は「甘々」「甘姉」(私はこれを推してた)、副題が「彼女はお姉ちゃん!」という案だったのですが、まあ、しょうもない理由でこうなりました。今は気に入ってますけどね。
……誰ですか、安易だと言ってるのは? 考えたのは編集部です、私じゃありません(笑)。
書き直しもかなりした関係で発売が遅れましたが、作者としてはできる範囲内で力を出し切ったお気に入りの作品となりました。
姉属性の方もそうでない方にも気に入っていただければ幸いです。
なお、ブログ用のおまけストーリーはとある脇役のお話を考えています。かなり意外なキャラだと思いますよ。
削られた三姉妹とのエピソードでもいいんですけどね。
コメント
コメント一覧
キリと申します。
「メイドなります」ではまって、「恋妹」で抜けられなくなりました。
「あねらぶ」でとどめをさされたって感じですかね。夏純お姉ちゃんサイコー。
さりげに「約束」とリンクしてたり。次の彼女シリーズはどれと繋がるのでしょう?どうせなら全部繋がればいいのに。
なんだか、とりとめのないコメントになってしまいましたが、この辺で失礼します。
ピーエス
スランプだそうですが、素人が何か気の効いたことなど言えるはずもなく。とりあえず、頑張りすぎは健康に良くないそうですよ。適度に適当に、気の向くままにやるのが健康にはいいようです。
ピーエスつー
おまけストーリーは原さんの話と予想。
彼女シリーズのリンクは、まあ、常連さんへのサービスって感じですね。年代は基本的に全部同じという設定です。場所も、実はみな近所ですし。
あ、「微熱」だけ、ちょっと遠いのかな?
「約束」と「あねらぶ」はご近所ですし、「恋妹」と「純情」は学校が一緒ですからねー。
おまけストーリー、予想が正解かどうかは、もう少し経つと判明します(笑)。
ずいぶん古い記事に書くのはどうかと思ったのですが、
三十路を超えて、初めてこういったノベルに手を出し、
買わせていただいたのがこの作品でした。
特に何も意識せず、というか、何も考えず暇つぶし程度だったのですが、
見事に『ハマ』ってしまいました。
三姉妹皆魅力的で正直耕ちゃんが羨ましくて仕方ありません。
これから青橋先生の他の作品をまとめて買いに行くつもりです。
家族に見つかったらと考えるとある意味学生時代並みにドキドキしますが、
こういったほのぼのHな雰囲気は心を癒してくれて助かります。
これからも執筆がんばってください。
影ながら応援しております。
「あねらぶ」は青橋作品のなかでも人気の高いもので、私自身、お気に入りの一冊です。
だから、他の作品がこれよりいいか、と言われるとちょっと不安でもありますが、少しでも気に入っていただけるものがあったらいいな、と思います。
あ、家族に見つかったらごめんなさいです(^^;