実は私、ミステリ作家を目指していた時期があります……中学生までですが(^^;
なんで断念したかというと、単純に「ああ、トリックなんて絶対に思い浮かばねー」と悟ったからです。ミステリは読むもんだな、と。

私が初めて読んだミステリ(推理小説)は、恐らく6歳のときの西村京太郎さんとか赤川次郎さんだったと思います。……もちろん、内容なんて理解してなかったはずですけどね。単に家に置いてあったのと、新書で文字が大きかったからでしょう。
小学校に上がってからはお約束通り、子供用の江戸川乱歩先生、エドガー・アラン・ポーの少年探偵団ものやホームズ、ルパンにハマりました。

高学年になると、一般用のミステリ(というか推理小説か)にも手を出します。あ、この頃、コバルト文庫で赤川次郎さんとか団龍彦さんのライトノベルズっぽいの、いっぱい読んだっけ。

そして私はあるミステリ作家の作品と出会うのです。

……それがこれ、

オンライン書店ビーケーワン:寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁
寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁


島田荘司さんの「寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁」でした。


この作品以後、私はこの人の著作を読みあさり、あの名作「占星術殺人事件」を始めとする御手洗潔シリーズと出会い、以後、本格ミステリや新本格と呼ばれるめくるめくミステリの世界へと引きずり込まれていきました。
特に綾辻行人さんの文体や構成にはかなりの影響を受けています。今はそうでもないですが、デビュー前はモロでした(^^;

法月綸太郎さん、西澤保彦さんなどにも影響を受けてますね。

結局、自分は書く人間ではなく読む人間なんだとすぐに気づいたので、今は気楽に読めます。もしも本気でミステリ作家を目指してたら、今の青橋はないですね。

じゃあ、いつエロを目指したのかというのは、またいずれ。

オンライン書店ビーケーワン:占星術殺人事件
占星術殺人事件

オンライン書店ビーケーワン:迷路館の殺人
迷路館の殺人

オンライン書店ビーケーワン:密閉教室
密閉教室

オンライン書店ビーケーワン:七回死んだ男
七回死んだ男