私は小説の書き方というのを知りません。まともに勉強したこともありません。小学生の頃、ミステリの書き方という文庫本を読んだことはありますが(Sという、当時のベストセラー作家が書いてた)、はっきり言ってなんの役にも立ちませんでした。
最初に長編作品を書き上げたのは高校生の頃、某雑誌のマイナーな賞に応募したときでしたが(ちなみに2作目はフランス書院への応募作、3作目がデビュー作)、このときの作業環境は8ビットPC(SHARPのX1turbo)とワープロソフト(「即戦力」だったかな?)でした。当時、とっくに8ビットなんて死に絶えていたのですが(後継のX68000も、最後の機種が出てかなり経っていた)、金のない私は延々とその愛機で執筆していました。漢字変換も文節単位でしたが、それでもあまり不満はありませんでした。

大学入学と同時にWindowsマシンに乗り換え、一太郎&ATOKという定番環境に移行しますが、本格的に長い文章を作成するようになると、テキストエディタ&ATOKのほうが楽だと気づきました。
日本語IMEもエディタもかなりの種類を試したのですが、結局、ATOKと秀丸エディタに落ち着いて今に至ります。

最初のアイディアを出す段階では寝っ転がって大学ノートにペンで走り書きすることが多いのですが、その後はエディタでプロットを作っていきます。
アイディアをひねり出すときは、キーを打つより手を動かしたほうがいいと経験的に知りました。

キーボードはパンタグラフ式のものを愛用しています。ノートPCと同じタイプで、音が静かなのと、軽く押しても反応してくれるのがお気に入りです。

ところがここ数年、ローマ字入力に対しての不満がかなり積もってきています。今年の夏、かねてから興味のあった親指シフト用のキーボードとIMEソフトを購入。「これで今日からおいらも親指シフターさ!」と思ったのも束の間、作業スペースの関係や打鍵音の大きさに、移行しきれないでいます。
せめて小説書くときだけでもローマ字入力から逃れたいんですけどねー。