202008僕には調教志願(エロエロぐいぐい)なエルフ先輩がいます僕には調教志願(エロエロぐいぐい)なエルフ先輩がいます
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
フランス書院 美少女文庫

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メロンブックス……特典は書き下ろしSS、B2タペストリー(有料)
とらのあな……特典は書き下ろしSS、B2スウェードポスター(有料)
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私の処女――悪辣淫虐鬼畜に犯してちょうだい!
異世界からの転校生・ローネ先輩がグイグイ迫る!
「処女を奪われた私の子宮に熱々精液、注ぐのね」
「耳まで噛まれて、心も性奴隷に堕とされちゃう」
調教志願の先輩に鬼畜扱いされ、からかわれる幸せ。
巨乳でエッチでマゾマゾで、僕の恋人は変態エルフ。

その1から続く)

 発売直後なので、まずは販促関係についても書いておきます。
 今回、私が書き下ろした後日談ショートショートは3本です。

1:「エルフは筋トレもぐいぐい来る」(約8ページ)、メロンブックス
2:「タピオカチャレンジ」(約5ページ)
3:「贅沢な日曜日の過ごし方」(約9ページ)

 2と3は「美少女文庫無料マガジンスペシャル」(Kindleなど)ととらのあなのどちらかです。どっちなのかは私も知らないのです。すみません。

 ここらへんの後日談は、忘れた頃に無料公開されたり私の同人誌に再録したりするので、あまり無理はされませんように。


 では、改めて本編の裏話を。ってゆーか愚痴を。

 今作の初稿は文庫換算で331ページありました。テキストのみで。
 で、色々削った改稿バージョンで299ページ。以前ならこれでまあよかったわけです。が、最近はもっと削らされます。削るだけの作業、どんだけキツいか、私は何時間でも愚痴れますよ。というか怒れますよ。ストレスで相当、人生の残り時間削ってます。
 第3稿まで書いたの、過去にもあまり記憶にないですね。これが273ページ。1行どころか1文字単位でやり繰りしてます。

 プロットできてから初稿までが1ヶ月半。
 削る&ブラッシュアップの改稿までが3週間。
 ここからさらに削るイライラの日々が1週間。

 改稿はね、別にいいんですよ。作品をよくするためですから。
 でも、そこからさらに削るのは地獄。どんくらいつらいかというと、ストレスで歯を食いしばって、ぱきぱき割れたり欠けたりするレベル。歯医者さんに行く度に呆れられます。

 ただ単純にページに合わせて削るだけでは作品の質を落とすので、最低でも維持、可能ならばアップさせたいので、とにかく手間暇かかります。
 第一章とプロローグはほぼすべて、書き直しましたね。

 今回もこの作業で、できれば使いたかったネタ・当初は書いてたシーンなどが消えました。
 たとえば、第一章でローネが契約する精霊さんはもっと活躍する予定でした。
 舞台となる聞山に過去現れたエルフ(ローネの仲間)たちと、武蔵の祖父や祖先のエピソードも当然のようにカット。
 本当は、この過去が終盤のトラブル解決のヒントとなる……はずだったんですけどね。ま、ストーリーの展開は一緒だし、シンプルに読みやすくなった気もするので、よしとしましょう。

 そうそう、終盤に発生するトラブルはページ数とか関係なく、執筆途中で変更を加えました。きっかけは、イラストのHIMAさんから届いたキャラデザ。
 そこに、ローネの髪飾りの詳細な説明があったんですよね。細かい外見とか設定を丸投げしてた私は「これ、パク……いや、使えんじゃね?」。
 んで、せっかくなので作中に組み込みました。だって、せっかく考えてくれたんですもん。

 実はあそこらへん、細かい設定は考えてなかったんです。ページ数との兼ね合いもあって、どこまで武蔵の趣味とか鉱石、魔石などの説明できるか不透明だったし。

 文化祭の劇についても一応は内容を考えてましたけど、まあ、初稿の段階からこりゃ無理だな、と諦めました(笑)。

 エロシーンを犠牲にせず(ここ大切)、過不足なく、きっちり、そしてぎっちり書きたいこと、読んでもらいたいことを詰め込んだつもりです。
 読んでくれたあなたが楽しんでもらえたのなら、今後も、いくらでも苦労します!
 だけど……やっぱりあと30ページは欲しいなぁ、うん。(本音)

その3に続く)