通常サイズ生徒会長・愛ヶ淵愛理はマゾられたい Mな幼なじみと特別補習
青橋由高(著)・しんたろー(イラスト)
美少女文庫(公式サイト・サンプルあり)
詳細(版元ドットコム)
メロンブックス(タペストリー&リーフレット)
メロンブックス(リーフレット)
とらのあな(スウェードポスター&リーフレット)
とらのあな(リーフレット)
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私、あなた専用の幸せマゾ奴隷に躾けられたいの!
家庭教師の報酬は、私のヴァージン、私のすべて。
ツンマゾな幼なじみ生徒会長・愛ヶ淵愛理への家庭教師としての「特別補習」は――勉強&恋人調教!?
SМに挑戦して! 首輪着けて! 露出散歩しよ?
ご主人様なんだから、私をずっとマゾらせなさい!

 2019年12月発売。通算65冊目(アンソロ系含まず)。美少女文庫では54冊目。

 しんたろーさんとは「Kiss〜魔法少女は修業中」以来、なんと15年ぶり、モノクロイラストに関しては初のコンビ作品となります。
 15年前って私、なにしてたっけ……。

 なお、「Kiss」のリメイク版?、忘れたわけじゃなくて、ずっと頭の片隅にはあるんですが、とにかくもう時間が……15年前の3倍くらい働いてるんですけどね、現在。

 それはさておき、恒例の自己解説です。
 今回はその1、なので、まずは販促関係の告知を先に。

 私がタッチしてるのは、メロンブックスさんととらのあなさんで先着順に配布されるペーパーのショートショート2本です。どちらも書き下ろしで、本編の後日談となってます。文庫換算で4ページ分ほど。エロなしでございます。


 今作は、企画時点で一つのテーマ、というか、ジャンル?が決まってました。
 最終的にはそこからいくらかずれちゃったので内緒にしときますが、これがなかなかの難問でして、プロットに入るまで、だいぶ手間取りました。ここ数年では一番大変だったかも?
 その最初のプロットもするっとボツになり、さらに半月、着手が遅くなりました。

 ただ、書き始めてみると、ゴーサインの出たプロットからそう大きく逸脱することもなく、まあまあのペースで進みます。序盤は、悪くない手応えでした……。
 ページ配分がねー、大変だったんですよー、今回もまた……。

 私の場合、執筆段階でページ超過がわかっても、取り敢えずは書き上げちゃうのです。下手に途中で設定いじったりしないで、とにかく最後まで書きます。初稿ができるまでは、それまで書いたテキストは修正しないスタイル。

 初稿の終盤くらいでしたか、自分でも「なんかこれは違うぞ」と感じるところがいくつかあって、このままだとまずいとかなり焦ってました。
 それが、「お、こうすればいけるんじゃないか?」となったのは、ヒロインである愛理のキャラがようやく固まってからでした。同時に、作品全体の売りというか、カラーがはっきり見えました。

 余談ですが、タイトルにもなってる「愛ヶ淵愛理(あいがふちあいり)」というヒロインのフルネーム、完成直前になるまで名字が未定でした。
 主人公の「蓮見蓮(はすみれん)」の名字も、愛理のあとで決定。
 後半に出てくる愛理の後輩の名前も、最後の最後まで仮名でした。仮名っつーか、「**」になってて、最後に一括変換したんですが!

その2に続く)