うちの鬼メイドは鬼可愛いうちの鬼メイドは鬼可愛い
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
美少女文庫(サンプルあり)
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とらのあな・特典あり
とらのあな・有償特典
メロンブックス・特典あり
メロンブックス・限定版
「鬼可愛い私をメイド妻にしてもいいんですよ(ドヤッ)」
ウザ可愛く迫る鬼メイド・鬼島志希。
怪力大食鬼巨乳の鬼一途なアプローチに嵌って――
鬼の目にも涙な初体験!
鬼激フェラで虎柄ビキニでラブラブご奉仕!
「鬼畜プレイだってOKです・(ニヤリ)」
退治無用の鬼ウザ可愛い鬼メイド!

その3から続く)

 ひとまず今回が暴露解説の最後なので、これまで書いてこなかったネタをだらだらと。

・角について
 ヒロインである鬼っ娘・志希の角の本数を1本にするか2本にするか、これはちょっと悩みました。
 当初は1本のイメージだったのですけど、書き進めていくうちにどっちも似合うなぁ、可愛いなぁと思うようになり、初期の段階では本数に言及しないで書いてました。
 最終的にはHIMAさんに丸投げ!
 いただいたキャラデザだと角が2本だったので、それをそのまま採用。

 志希のキャラデザはあれが2稿目で、最初はもうちょっと鬼っぽい感じでしたね。

・タイトルについて
 プロット(実は二度修正したので、第三稿)を見ると、仮タイトルが「うちのメイドは鬼可愛い」になってました。私としては「鬼可愛い」というワードを入れたかったのです。
 最終的には、ここに「鬼」を1つ追加しただけとなりました。

・鬼絡みのネタ
 鬼に関する故事成語やことわざなどは本当にたくさんあるので、執筆前に集めたネタはかなりの量となりました。可能な限り、そして蛇足にならない範囲で作中に組み込みましたが、当然全部は使えず、結構な数のネタがお蔵入りに。
 せっかく用意したアイディアはなんとか使いたくなるのが書く側の心情ですけど、面白くするという目的から外れると判断したら、すぱっと諦めるようにしています。
 特に今回は、いつも以上にセリフが多くて、ページ数圧迫してましたしねー。

・鬼切役
 日常シーンがメインとなる今作において、終盤に唯一大きな展開があります。
 あそこは、ヒロインの志希の本質を描く必要があったため、気を遣って書きました。
 特別大仰なセリフや描写はしてませんけど、ああいう娘なんだと知ってもらって、好きになってもらえたら嬉しいです。

 で、物語を動かす敵役が鬼切役、なのですが、あのキャラは実際にテキストを書く段階になって初めて決まりました。決まったというか、出てきたというか、湧いてきたというか。
 悩みましたけど、色々思うところもあってああなりました。

 あ、もう一つ悩んだシーンがありました。主人公の桃真が志希に向けてアレをアレに突っ込むシーンです(わざと誤解を招くように書いてみる)。
 自分の中では、桃真の本気の覚悟を示すためにああいう行動をとらせたのですが(右から左、というあそこ)、逆にヘタレと思われるかなぁ、とも悩んだんですよね。
 ただ、最悪の事態になったとき、少しでも志希の負担にならないようにと考えての判断なんです、あれ。作者の自己満足かもしれませんが、私の中では、桃真はそういう青年です。

・他作品とのリンク
 ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、私の作品は(同人誌でのNTR作品を除いて)全作品、同一世界という設定で書かれてます。ファンタジーや異世界作品も含めて、です。
 たまにお遊びでそういった別作品とのリンクを紛れ込ませておりますが、今回はかなり露骨ですね。堂々と作中に「メイド協会」と出てきますので。

 このメイド協会、正式名称は「日本メイド協会」、略称JMA、元々は2003年発売の「メイドやります!」シリーズのヒロインの一人、由佳里さんが発足させた、という裏ストーリーがあります。
 どんだけ怪しい組織かは、2年前に出た「メイドやります! 年上お姉さんとツンツン幼なじみ」が詳しいので、読んでやってくださいませ。イラストも今作と同じHIMAさんですし。

・ラストのイラスト
 最近はエピローグや最終ページ、ラストのイラストでちょっとひねることが増えてますが(担当さんの提案も多い)、今回もやってみました。
 プロローグとエピローグを関連付ける、というのが私のよくやる手ですけど、今回は表紙イラストとセットでやってみました。
 このアイディアは早い段階、つまりHIMAさんからの表紙イラストラフ(2案あった)が届いた時点で思いつきました。本当にやるかどうかまでは決めてなかったのですけど、改稿の段階でやれそうだと判断して実行。

 これやるために、作中に出てくる蔵が平屋から二階建てになりました(笑)。
 屋根のアレは、作業終盤での思いつきです(鬼切役とのシーンで竹を描写した関係で思いついた)。

 エピローグは毎回悩むのですが、今回もなかなか大変でした……。
 ラストの3ページくらいの展開は初稿では影も形もなく、あれは最後の最後で書き足したものだったりします。
 私の作品のエピローグ、このパターンが本当に多い。脱稿のぎりっぎりまで粘る諦めの悪さ、ですねえ。最初からきっちり決めておけや、という話ですが。すんません。


 ええと、現状で書ける範囲はこれくらいですかね。
 他にもなにか裏話的なネタ思い出したら、また書きます。

 なにはともあれ、うちの鬼メイドが、みなさまにとっても鬼可愛いと思ってもらえること祈ってます。