僕には雪女(スノーホワイト)なお姫様がいます僕には雪女(スノーホワイト)なお姫様がいます
青橋由高(著)・HIMA(イラスト)
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「私、きみのHに溶かされちゃう!」
宝石のように美しい破瓜の涙を流して雪女のお姫様ユーリヤが初体験絶頂!
年上幼なじみとイチャラブ雪国生活。
元イジメっ子が大好きフェラ、巨乳を揺らしドレス騎乗位、聖夜HにバレンタインHで暖めて
……季節が巡る、雪姫様と【永遠に溶けない恋物語】!

 2019年2月発売。通算61冊目(アンソロ系含まず)。美少女文庫では51冊目。

 HIMAさんとのコンビでは6冊目、「僕には人外なヒロインがいます」シリーズでは4冊目となります。……いつの間にかシリーズになってますけど、直接的な繋がりはありません。共通点は、

・イラストがHIMAさん
・ヒロインが単独
・ヒロインが人外
・ヒロインがすっごい巨乳
・主人公の一人称が「僕」
・タイトルの漢字に横文字のルビ

 ……すっごく大雑把なくくりですね。
 ぶっちゃけた話、1冊目の「僕には龍神(ドラゴン)なお姉ちゃんがいます」が売れたから、その流れを汲んでるだけです。さすがにそろそろ一区切りつけると思いますけれど。

 シリーズになると、まずはタイトルから決めることになります。特に、漢字とルビのところ。
 私、最初は「吸血鬼」でヴァンパイアがいいかと思ったんですが、なんかスルーされてしまいました。悔しいから、初稿では作中に懐かしの「恋姫」から真鈴と優志をちらっと出したんですけど、ページ数が全っ然足りなくて、全カット。

 発売予定が冬ということもあり、今回は雪女を題材に選びました。少し前、フランス書院文庫のアンソロジーで雪女をヒロインにした「一晩、泊めてください」を書いたことも影響したかもしれません。

 ……今、「一晩、泊めてください」の自己解説読んだら、そこでも私、吸血鬼ヒロイン書こうとして却下されてますね。

 さて、次は雪女にどんなルビを振るかです。確か当初の候補は、スノープリンセスとか、ホワイトスノーとか、なんかそんな感じだったような。
 最終的には雪女にスノーホワイト、としました。お姫様にプリンセス、というパターンも考えたんですけどね。
 スノーホワイトってのは色のことで、少し青みがかった白です。
 ここらへんは作中でもちょこっと触れてますので、読んでやってください。

 実は、当初、ヒロインのユーリヤは金髪の予定でした。銀髪にすると、同じシリーズの「僕には家事妖精(シルキー)なメイドがいます」とかぶっちゃうかな、と思ったからです。
 が。指定を間違えたか私がミスったか、届いた表紙イラスト見たら銀髪!
 だがいい! よし、テキスト修正しちゃうぞー!……というわけで、そのまま採用となりました。
 結果的には、いい感じに作品にスノーホワイトのイメージを組み込めたんじゃないかな、と自分では思ってます。

 あ、書いてて思い出した。そう、最初はロシア版サンタクロース、ジェド・マロースの孫(娘という説も)であるスネグーラチカをモチーフにしてたんでした。こちらは赤ではなく青がイメージカラー。
 ここらへんも作中に出てきますので読んでください(しつこく宣伝)。

 雪女ネタに決まってから、洋風と和風、どちらにするかもちょっと悩んだんですよね。
 作中の舞台は普通に日本ですけれど。

その2に続く)